#22 Article 218 Posted at 1990/12/14 20:11:08 by ムツキ (MAP1482) [DOWN]

Subject: 入院レポート1

ムツキの入院レポート

         「第1話 やっぱり!あなたもアニメファン?」

 度重なる徹夜作業。
 その結果、身体のあらゆる箇所からトラブル発生!
 指先が痺れる。目が見えなくなる。体温の調整がきかなくなる。等、コンピュータで
は完全にスクラップとなって、病院に直行。
 精密検査の後、精神安定剤の効用で深い眠りにつくことになりました。
 しだいに薄れる意識の中、今度目覚めたら死体安置所かなぁぁ?と!
 そして・・・10時間以上の睡眠から覚めたのは次の日の朝でした。
 それも、自然の目覚めではなく、誰かの気配によって・・・
 程良く冷たい手が、ワタシの額に置かれた感触で目覚めたのです。
 低下していた視力も回復していたらしく、ワタシの額に置かれた手。その本人を確認
することができました。
 「起こしてしまいましたぁ? すみません」
 その人物の爽やかな声を確認することができた第一声です。
 「ご気分は? 熱も下がったみたいですね」
 またしても、爽やかな声です。
 なぜ、爽やかな声なのか・・・答えは簡単です。
 女性の声だからです!
 ワタシの聴覚は人一倍、女性の声の周波数帯には敏感に反応するらしく、寝惚けた脳
を刺激するのです。
 声の次は、容姿です。
 乱視で近視の網膜であっても、相手が女性となると眼鏡を使わなくとも、その造作を
チェックすることは容易にできるワタシの目は、脳に情報を伝達してデフォルト時の美
人指数と照合します。
 計算結果・・・その人物はワタシの理想に、みごと合格!
 声に反応して、容姿のチェック!その後は、まるでバッチファイルに設定してあるか
のような、美辞麗句を出力するプログラムが起動します。
 ワタシの機能は完全に回復していました。
 その人物は・・・ワタシの病室を担当する看護婦さんで、年齢は20代前半。
 おまけに、程良いミニの白衣姿なのです。
 決してアンナミラーズのそれにもひけをとらない格好であります。
 「アニメ関係の方ですかぁ?」
 と、その看護婦さんはワタシの枕元に詰み上げられたカット袋に視線を送って質問。
 「私、アニメが好きなんです。よかったらどんな作品を作ってるのか教えてください」 その質問に対して、ワタシの脳裏に浮んだことは・・・
 平成2年、最大のエッチ作品と関係者から絶賛されている『妖子』でした。
 マズイ!このカット袋の中に、例のシーンに関係する資料があったら・・・
 そして咄嗟に浮んだ『OEDO808』の話題でその場を回避することに成功!
 「OEDO808!私、ビデオレンタルして観ました!とっても好きになりました」
 大成功!偶然とは言え、ワタシ担当の美人看護婦さんが『OEDO808』のファン
だったとは!
 それからと言うもの、その担当の看護婦さんにチヤホヤされての楽しい入院生活の始
まりであります。
 今まで色々な担当がついて、いじめられてきましたが・・・こんな担当ははじめて!

 それでは、この続きは次回のアップにしたいとおもいます。
 みなさんの心配をよそにこんなことがあったかとおもわれると心苦しいですが(笑)

                             ムツキ でした。