#215 Article 383 Posted at 1996/09/24 20:31:09 by ヨウメイ (MAP2597) [NO.26]

Subject: Re: 永遠の想い /382

あーうー。人の想いが未来を作るっつーのがレイアース的、バァンと
ひとみの別れ方はふしぎ遊戯的、んでもって死んだ人間やその場にいない
人間まで加わって論争しながら最後の決戦をするのが富野ガンダム的ラストって
とこでしょーか(ォ

 運命とか幸運とか形而上の存在を形而下で描写しようとした心意気は
買いますが、何分理屈を超越した瞹昧なもの(要するに何でもあり)だけに、
どんな変な展開をしても視聴者にとっては突っ込みようが無いと言う…
ラスト辺りでは「何でもあり」な設定に甘えた制作者の自己満足的な予定調和的な
ストーリーを見せられた感じ。

 この作品に限らず最近のアニメとかマンガによくある「想いはかなう」とか
「思想は現実化する」とかの、想いに伴うべき行動の部分に対する言及が
無視される傾向ってなんかまずくないすか?

 我々の現実だって実際に様々な想いが産まれ、行動という形で出会い、交錯
しながら、織り成されていった結果な訳だし、他人の想いはわからないし、
操れない、言葉を越えて人は解り合えないという不可知論的な立場から
ドラマの基本は始まるべきだと思います。

 そういう意味からもガンダムのようなニュータイプとか、この作品のような
似非ニュータイプが、対話をすっ飛ばして理解し合うと言う都合の良い作品は
理性ではなく感情的な不快感からあまり好きになれません。

#思えば2話のバァンの凱旋、ザイバッハの奇襲あたりが一番いい夢見せてもらい
#ましたってトコだったでしょうか(笑)。

                                                ヨウメイ