#210 Article 15037 Posted at 2000/12/12 07:07:08 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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10月のテレビアニメ。

『昭和アホ草子あかぬけ一番!』(1985/10/7~テレ朝)竜の子プロ
 亜月裕が「マーガレット」に連載した漫画のアニメ化。亜月裕作品は『伊賀
のカバ丸』等少女漫画でも過激なギャグで知られ、本作はその持ち味を生かし
さらに演出のワルノリで痛快ギャグアニメになった。主人公・丹嶺幸次郎(CV:
井上和彦)と愛馬・ヒカリキン(CV:玄田哲章)のキャラが秀逸だったが、視聴率
的には苦戦、全22話という短期間の放映に終わった。

『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』(1985/10/12~フジ)東映
 鬼太郎3度目のアニメ化は、すべてを一新するという前提で企画されたが、
主題歌はリニューアル版(歌:吉幾三)として残され、目玉親父の声も変わらな
かった。地球環境問題が騒がれ始めた'80年代にマッチした世界観となり自然
との共存や仲間同士の協調が描かれた。また、人間と妖怪の関わり合いを強く
するために、水木原作にはないアニメオリジナルのキャラ=天童ユメコとその
一家を設定し、後半からはペットキャラのチビ妖怪シーサーも登場。前2作と
は一変してファンシー風なアニメとなった。それまでの水木ファンは違和感を
覚えたが、中心視聴者層が幼児を中心としたファミリーであり、当然の選択と
言えよう。最高視聴率29.8%のヒットとなり、全108話が放映された。

『ハイスクール!鬼面組』(1985/10/12~フジ)NAS
 新沢基栄が「少年ジャンプ」に連載したギャグ漫画のアニメ化。一堂零役の
千葉繁の初主演作品。福富博演出によるオープニング・エンディングが次々と
登場した。OP・EDともうしろゆびさされ組、うしろ髪ひかれ隊などが歌う
2分近いもので、おニャン子の新曲プロモーションの場となった。

『夢の星のボタンノーズ』(1985/10/19~ABC)サンリオ
 サンリオがテレビシリーズのアニメに初挑戦した作品。サンリオ商品として
以前からあったボタンノーズのキャラをもとに物語を広げ、ほのぼのメルヘン
となった。

『小さな森の精あいあむ!スマーフ』(1985/10~テレ東)ハンナ・バーベラ
 1958年にベルギーの漫画家ピエール・キュリフォールが描いたスマーフは、
西ドイツで小さな人形となりヨーロッパ全域で子どもたちの人気商品となった
のちアメリカへ渡って玩具店の店頭に並んだ。1978年これに目をつけたNBC
のフレッド・シルバーマン社長はテレビアニメ化を決定、その後'90年代まで
放映が続き、息の長いクラシック・キャラクターになった。日本では、雪印の
チーズキャッチのCMなどに登場していたが、それほどヒットしなかった。

 '85年『夕やけニャンニャン』に出演した、おニャン子クラブは「セーラー
服を脱がさないで」でベストテンの一位となって一世を風靡し『ハイスクール
!鬼面組』主題歌などで活躍しました。素人の女の子というところがウケたの
でしょうけど…なんか時代の混迷を感じます。
                        21世紀まで、あと20日    高木志郎アオ