#210 Article 15028 Posted at 2000/12/07 07:04:46 by 高木志郎アオ (MAP3887) [OVA]

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夏のOVA。

『Creamy Mami Long Good-Bye』(1985/6/15)スタジオぴえろ
 テレビシリーズとビデオ『永遠のワンスモア』で描かれたストーリーの後日
談。めぐみとマミが主演する劇中SFファンタジー映画『2つの世界の物語』
が、伊藤和典の脚本らしくマニアックで、本編とは別に楽しめる。『うる星』
からのコンビである伊藤和典と高田明美は、この作品の最中に結婚した。

『装甲騎兵ボトムズVoL.I』(1985/6/15)日本サンライズ
「STORIES OF THE "A.T.VOTOMS"」
 キリコ、フィアナ、イプシロンに焦点を絞った、『ボトムズ』初の編集版に
約2分間の新作シーンを加えたもの。

『装甲騎兵ボトムズVoL.II』(1985/7/20)日本サンライズ
「HIGHLIGHT OF THE "A.T.VOTOMS"」
 テレビシリーズ全52話の予告編に、作品のディティールやゲストをからめ、
ロッチナが回想する。

『装甲騎兵ボトムズVoL.IIIザ・ラスト・レッドショルダー』(1985/9/21)日本サンライズ
『ボトムズ』初の新作ビデオ版。テレビ版第1部ウド編と第2部クメン編の間
の空白期間を舞台とし、キリコの過去、レッドショルダー時代に焦点を当てた
物語。テレビ版には1話と2話の間に半年、ウド崩壊からクメン編までの間に
3ヶ月、最終回のラストまでの1年など随所に空白の期間が存在するが、この
時間経過はキリコたちの行動に深みを増すと同時に、実は当初からインサイド
ストーリーを語る余地として計算して埋め込まれたものだったという。ファン
の知りたかった部分を描いて歓迎され同年創設された「日本アニメ大賞最優秀
ビデオソフト賞」を受賞した。

『軽井沢シンドローム』(1985/6/21)キティ・フィルム
 たがみよしひさが「ビッグコミック・スピリッツ」に連載して、若者たちの
けだるい青春を描いて話題となった原作漫画のアニメ化。たがみよしひさ独特
のリアルキャラとギャグキャラが自在に入れ代わる表現が、アニメでも忠実に
再現された。アニメに20分程度の実写(ほとんどイメージガールの裸)を挿入
した新しいタイプの作品として制作されたが、アニメファンには本物の裸の女
はウケず、全編アニメだけのアニメヴァージョンが後に(1986/3/21発売)作り
直された。

『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞』(1985/7/21)葦プロ
 女の子が魔法の力で大人になるという、『ミンキーモモ』から『クリィミー
マミ』『ペルシャ』『マジカルエミ』へ続く、魔法少女パターンを生み出した
原作の首藤剛志自身による、そのパターンへのアンチテーゼというべき作品。
ペーターという少年に率いられた大人になりたくない子どもたちの国を舞台に
子どもは子どものままでいるのが幸せか、いつか大人になるから子ども時代が
素敵なのかを問いかける。

『とんがり帽子のメモル マリエルの宝石箱』(1985/7/21)東映動画
 テレビ版の名場面を再構成したものに『土田勇のマイメモル とんがり帽子
のメモル 光と風の詩』を収録。

『どうぶつ80日間世界一周』(1985/7/21~)日本アニメ
 ジュール・ベルヌ原作の冒険小説を動物キャラクターでアニメ化。スペイン
との合作として企画され'83年秋頃から制作された。VHDとして発売され、
後に『アニメ80日間世界一周』(1987/10/10~テレ朝)としてテレビ放映された。

 OVAではテレビシリーズの新作が良かったです。特に『ラスト・レッド・
ショルダー』はテレビ版の空白を埋めるというのが画期的だったと思います。
キリコの過去を知っても謎が解けるわけでは無く、謎は更に深まる感じなのが
魅力的でした。
                        21世紀まで、あと25日    高木志郎アオ