#210 Article 14945 Posted at 2000/10/19 06:45:26 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
Subject: Re: Re: Re: 1983 /14944 /14943 /14941
テレビアニメ。
『吾輩は犬である ドン松五郎の生活』(1983/2/9フジ)東映
日生ファミリースペシャルの第26作目。『吾輩は猫である』のパロディ的な
作品で、原作は井上ひさし。前年の『吾輩は猫である』で猫のキャラデザイン
を手がけた、はるき悦巳が犬のキャラ原案を担当した。
『愛してナイト』(1983/3/1~テレ朝)東映
多田かおるが「別冊マーガレット」に連載した少女漫画のアニメ化。スポ根
ものや魔女ものの多かった少女アニメの中では珍しい普通のラブストーリー。
原作ではヒロインの年齢が高く舞台も大学だったが、幅広い層にアピールする
ため、幼稚園児の橋蔵(CV:三田ゆう子)と猫のジュリアーノ(雨森雅司)を中心
に話が進められるようアレンジされた。
「♪胸の端っこ うずうずと うずき出したら 気をつけて~」
堀江美都子主演&主題歌で、ミッチファンには人気がある。
ビーハイブのボーカル剛のモデルはNOVELA(ぼくら野球探偵団?)の
五十嵐だというが、アニメでは和製プレスリー・佐々木功が声をアテ、劇中歌
はアイ高野が歌った。
原作は本場・大阪のお好み焼屋が舞台だが、アニメは江戸っ子のお好み焼屋
になった。後にイタリアでヒットし、ピザ屋という設定で実写ドラマ化された
という。
『ひなまつりアニメファンタジー!宇宙の果てまで冒険旅行』(1983/3/3NTV)円谷プロ
アニメに特撮をまじえて星に関する神話の世界を描いた作品。黒鉄ヒロシが
キャラデザインを担当。全編をとおしてアメリカ航空宇宙局制作のフィルムや
コンピューターグラフィックを使用した部分が織り込まれた。
『みゆき』(1983/3/31~フジ)キティ・フィルム
あだち充が「少年ビッグコミック」に連載したラブコメのアニメ化。あだち
は'69年に石井いさみのアシスタントになり、翌年デビュー以来『レインボー
マン』など主に原作付き漫画を描き続けた。知人の編集者が「少女コミック」
に異動になったので、'76年頃から少女漫画を描き始め、'78年「少年サンデー
増刊」に『ナイン』を連載し、熱血野球漫画に少女漫画と同じような描き方を
取り入れてヒット作となった。以後、'80年に『みゆき』『陽あたり良好!』
と、立て続けにヒット作を飛ばした。
あだちは「『みゆき』をやった時は、人気を取る自信があったんですよ。ボ
クのまんがは、セリフで説明していない分、いろんな受け取り方ができちゃう
わけで。編集者には頭の悪い読者にもわからせるように、もっと親切に描けと、
言われましたけど…。言いたいことをセリフで説明しちゃうと、元も子もない
んでね。わかってくれる頭のいい読者を前提にして、描こうと思って。結局、
人気が出て、ウケちゃったものはしようがねえだろう、という感じになって(
笑)。“なぜウケるのか、おまえのまんがはわかんねえ”と編集者に言われて、
“勝った!”と、この時は思った。」と述べている。
原作の魅力の一つの登場人物の微妙な心理描写は、アニメでは止めの技術で
表現された。
「♪古いアルバムの中に 隠れて思い出がいっぱい~」
H2Oの歌うエンディング主題歌「思い出がいっぱい」がヒットした。
あだち充の登場で、ラブコメ全盛の時代となった感じがします。
21世紀まで、あと74日 高木志郎アオ