#210 Article 14918 Posted at 2000/10/03 06:34:07 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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'82年の実写番組。

『大戦隊ゴーグルV』(1982/2/6~テレ朝)東映
“スーパー戦隊”も第4弾となり、視聴率的にも上昇を続けている状況が、主
な視聴者である児童にインパクトを与えることを最優先テーマとした。そして
“未来科学”というものをうたいあげて、子どもたちのものである“未来”の
ために戦うヒーローを創造した。
 暗黒科学に挑む未来科学の象徴としてコンピュータとそれを操る少年少女を
描き、視聴者の子どもたちに親近感を与え、支持を得た。また、新体操の要素
を取り入れた軽快なアクション、弾着の際着色したセメントを用いて爆煙に色
をつけるなどの手法によるカラフルで華やかな映像や、コミカルなストーリー
展開で人気を呼んだ。

『宇宙刑事ギャバン』(1982/3/5~テレ朝)東映
 本作品の企画がスタートした'81年、円谷の『ウルトラマン80』は終了し、
東映の第2期『仮面ライダー』シリーズも『スーパー1』以降は続行されない
ことが決定、“戦隊シリーズ”の人気は安定していたものの、単体ヒーローに
よる特撮アクションという分野は存続の危機をむかえていた。そこでスタッフ
たちは日本の特撮ヒーローの火を守るという使命感から、新しい時代の新しい
ヒーローの物語を、今まで以上のスケールで創造することに奔走した。そして
ギャバンは宇宙から来た刑事という設定で、敵もマクーという宇宙の犯罪組織
になった。
 コンバットスーツという一種のパワードスーツを装着するアイデアが新鮮で
その「蒸着」のビジュアルイメージも画期的だった。さらにヒーローと怪人を
戦闘中に異空間に運んでしまう“魔空空間”の設定は映像のイメージを拡大、
クライマックスのパターン化を容易にする方法として続編に受け継がれた。

『にこにこ、ぷん』(1982/4~NHK)
『おかあさんといっしょ』枠内で放映されたぬいぐるみ人形劇。宇宙の彼方の
地球とそっくりな星にある“にこにこ島”を舞台に、“じゃじゃまる(CV:肝付
兼太)・ぴっころ(横沢啓子)・ぽろり(中尾隆聖)”の個性と主張で展開していく
物語。以来'92年9月まで10年半のロングランとなる。
 作者の井出隆夫は3匹の設定で、じゃじゃまるは字が読めない、ぴっころは
ペンギンなのに泳げない、ぽろりは泣き虫というように、それぞれにハンディ
をつけた。これは欠点をカバーし合って生きることで仲よくなれるからという
理由だという。
 また井出は、意図的にキャラの母親を不在にしている。じゃじゃまるは母親
がどこにいるかわからず辛いことがあると「かあちゃ~ん」と叫ぶし、ぽろり
は旅に出ているため親と離れて暮らしている。これは様々な事情で母親と一緒
に番組を見られない子への配慮だそうだが、この点については疑問視する声も
あり、なぜわざわざ母親がいない設定にするのかという怒りの投書も多かった
ようだ。
 同時に体操「ぞうさんのあくび」も始まり、造形アニメ『ひもメーション』
『キリメーション』、西ドイツのアニメ『マウス』も始まった。

 ♪あらあら~ おやおや~ それからどんどこしょ~!
                        21世紀まで、あと90日    高木志郎アオ

 10月になったけど、新番組の情報、誰か書いてくれないかな?(他力本願)