#210 Article 14898 Posted at 2000/09/20 06:33:57 by 高木志郎アオ (MAP3887) [MOVIE]

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8月公開のアニメ映画。

『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』(1981/8/1)東映
 2年前ヒットした『銀河鉄道999』の続編であり完結編。
 企画・原作・構成の松本零士は「物語というのは起承転結があり、始まりが
あればいつか必ず結末がくるのは当然のことです。ここで、私自身ひとつの区
切りをつけるためにも、とりあえず『999』とはおさらばしようと思ったわ
けです。恵まれた状況のもと、体も元気がいい時点で精一杯がんばって結末を
つけられるのは幸せといえば幸せですが、やはり感慨無量です。と同時に、別
れるつらさを味わっています。私自身、実際にメーテルと別れてしまうような
淋しさがあります。『999』に別れることは、私にとってメーテルと別れる
ことなのです。永遠に…」と述べている。
 監督のりん・たろうは「高見プロデューサーの鼓舞激励と尽力で、前作と同
じ気心知れたスタッフでチームを組んで貰い監督をする立場としては申し分の
ない状況である。そこで緊褌一番奮起して、前作を凌ぐ面白いアニメーション
映画を作らなければいけない訳だが、これが案外と苦しい作業である。が、同
時に愉しい作業でもある。この様なサディスティックな気分を常に味うのが映
画製作の醍醐味というものなのだろうと思いつつ、製作現場に臨んでいると、
頭の中でモヤモヤしている映像が次第に鮮明になり、モノクロームからカラー
へ色付き始め、静かにゆっくりと音楽が流れ、やがて大編成が奏でるシンフォ
ニーの昂まりに乗って銀河の彼方へ鮮やかに駆けめぐって行く。」という。

『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』(1981/8/1)シンエイ動画
『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』(併映)シンエイ動画
 春の『のび太の宇宙開拓史』『怪物ランドへの招待』のヒットにより、この
年は夏休みにも藤子作品が映画化された。
『21エモン』は監督芝山努、作画監督山田道代、コンテ小林治、河内日出夫、
原画須田裕美子ら亜細亜堂スタッフが担当した。原作の藤子不二雄は「これは
21世紀後半の世界が舞台になっています。今から百年近い未来だと思ってくだ
さい。そのころには人間がどんどん宇宙へのりだして行ってるし、宇宙からも
色んな宇宙人達が地球へやってきています。そんな時代のトーキョーの小さな
ホテルの一人むすこが“21エモン”です。21エモンとその友達モンガー、ゴン
スケは両親の反対をおし切って宇宙へとび出すのですが、思いがけない大冒険
にまきこまれることになるのです。」と記している。
『ぼく、桃太郎のなんなのさ』は藤子キャラのバケルくんとのび太が共演した
異色中編を原作として、バケルくんの部分を、しずか・ジャイアン・スネ夫に
置き換えて映画化した作品。劇場版の『ドラえもん』映画だが、脚本城山昇、
作画監督中村英一らテレビシリーズのスタッフによる中編作品なので、『長編
ドラえもん第○作』という場合、この映画は数えないことが多い。

『ゆき』(1981/8/9)虫プロ
 斎藤隆介原作。キャラクターデザインは、ちばてつや。
 監督の今井正は「雄大なスケールを持った不思議な魅力のある原作です。そ
れでアクションシーンなどをいかに面白く見せるかにスタッフの方々と苦心し
ました。」と述べている。

『夏への扉』(1981/8/22)東映動画
『悪魔と姫ぎみ』(併映)東映動画
 竹宮恵子原作『夏への扉』を真崎守が演出してアニメ化した。少年愛、性へ
の目覚めなど、タブー視されていた題材を題材を扱いながら「なによりも青春
映画でありたい」と心がけられた。
 吉田秋生原作『悪魔と姫ぎみ』は高橋良輔第1回監督映画。

『21エモン』みたいに21世紀には宇宙旅行や宇宙人と遭遇できたらいいなぁ。
                        21世紀まで、あと103日   高木志郎アオ