#210 Article 14836 Posted at 2000/07/24 06:47:14 by 高木志郎アオ (MAP3887) [MOVIE]

Subject: Re:*11 1979 /14834 .... /14818 /14816

夏休みの劇場映画。

『海のトリトン』(1979/7/14)オフィスアカデミー、舛田利雄監修
『宇宙戦艦ヤマト』(併映、リバイバル)
『さらば宇宙戦艦ヤマト』(併映、リバイバル)
 ヤマトフェスティバルとして、ヤマト2作とトリトンが同時上映された。
『海のトリトン』は当初はテレビ版27話を一気に上映する予定だったが、構成
段階で無理が生じ“イルカ島の爆発”までが第1部として上映された。
『宇宙戦艦ヤマト』は前年フジテレビで放映されたものと同じ内容で、古代守
が登場、スターシャも生きている設定となった。
『さらば宇宙戦艦ヤマト』のラストのメッセージは、
「ヤマトを愛してくださったみなさん
さようなら…
あなたの生きるかぎり
ヤマトも永遠に生きつづけるでしょう
あなたがヤマトを想うとき いつも
これだけは思い出すでしょう
ひとは他人を幸せにしたとき
はじめて自分も幸せになれると
いうことを…」と変更された。

『ウルトラマン怪獣大決戦』(1979/7/21)円谷プロ
 テレビシリーズ『ウルトラマン』(1966)の5つのエピソードを再編集して、
導入部や対決場面の一部を新たに追加した。新作部分は同番組のスクリプター
だった宍倉徳子が監督し、輝く“銀の広場”をスコッチライト(照明をあてる
と光る蛍光素材)で処理するなど幻想的な雰囲気を作りだした。アニメ『ザ・
ウルトラマン』の主人公も実写化されて、ウルトラマンジョーとして登場し、
12人となったウルトラファミリーが勢ぞろいした。ウルトラマンジョー対怪獣
ベドラン、バルタン星人とウルトラマンの新特撮アクションシーンもあった。

『銀河鉄道999』(1979/8/4)東映動画、りん・たろう監督
 原作『銀河鉄道999』は小学館漫画賞を受賞し、テレビ放映中の同名作品
も人気を誇っていたが、劇場用映画は全て新しい構想で作り上げられた。原作
は、一つの星で一つの物語というオムニバス形式で作られているが、劇場版は
一貫した一つの物語の形で新たに再構成されることになった。主人公・鉄郎の
年齢設定が上がって、メーテルはシンボリックな“愛の化身”として描かれ、
キャプテンハーロック、クイーンエメラルダスも登場して、迫力のある展開を
みせた。
「♪さあ行くんだ その顔を上げて 新しい風に 心を洗おう」
 ゴダイゴによる主題歌もヒットした。
 企画・原作・構成の松本零士は「アニメーションを作るのが、子供の頃から
の僕の夢でした。それもメルヘンチックなものとSF的なものを合体させた、
ともかく、ものすごくあったかい“大漫画映画”が作りたかった。今度『銀河
鉄道999』を作るというのは、その生涯の夢を果たす大仕事なのです。」と
述べている。
 監督のりん・たろうは「僕には僕なりの鉄郎のイメージがありますしね。自
分の中でどう動かすか、原作をどこまで自分に引き寄せるかということが重要
なんです。そうして自分の中で生まれたものをコンテの中で完全燃焼しきって
しまい、後は人を動かす」という。
 作画監督の小松原一男は「こんどの作品は何かこう不思議な世界というか、
今までにないようなファンタジックな感じですね。鉄郎の初恋の物語とも言え
るんじゃないかな?メーテルとのキスシーンもあるし。酒飲んだ次の日はペー
スがおちますね。酒も健康の秘訣だけど」と語っている。

 メーテルが好きだという人もいましたが、『ペリーヌ』ファンの私としては
池田昌子声って“おかあさん”の印象が強くて…。
                        21世紀まで、あと161日   高木志郎アオ