#210 Article 14736 Posted at 2000/05/23 06:37:11 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

Subject: Re: 1976 /14733

1976年の実写作品。

 ナレーター(宇崎竜童)「あんた、この世をどう思う。どおってことねぇか。
あんたそれでも生きてんの。この世の川を見てごらんな。石が流れて木の葉が
沈む。いけねえなぁ。面白いかい。あんた、死んだふりはよそうぜ。やっぱり
木の葉はピラピラ流れて欲しいんだよ。石ころはジョボンと沈んでもらいてぇ
んだよ。おい、あんた聞いてんの。聞いてんのかよ…。あら、もう死んでやが
ら。ハァ、葉っぱばかり食ってやがったからなぁ。」
『必殺仕業人』(1976/1~ABC)
 もともと“必殺シリーズ”は土曜夜フジテレビで隆盛を誇っていた『木枯し
紋次郎』(1972)の打倒策として誕生したものだったが、『必殺仕業人』では、
紋次郎役の中村敦夫が赤井剣之介となって登場した。また『必殺仕置屋稼業』
から中村主水と捨三がスピンオフ。
 赤井剣之介は、相手の髪の毛で首をしめる技で、お歌(中尾ミエ)とともに
活躍。やといや又右衛門(大出俊)は焼いた針を急所に刺した。

『宇宙鉄人キョーダイン』(1976/4/2~MBS)東映
 石森章太郎原作。原作漫画は「月刊少年マガジン」に連載された。
 変身に変わる新機軸として“変形”というコンセプトを打ちだし、それぞれ
スカイジェット、グランカー、ミサイルに変形する主人公たちを、ミニチュア
ワークで表現した意欲作だが、後半はスタンダードなヒーロー作品となった。
 スカイゼルを夏夕介(ヒューマン)、グランゼルを佐々木剛(一文字隼人)
が好演したほか、地球防衛軍の白川エツ子少尉に堀江美都子などバラエティに
富んだキャストが演じた。

『ザ・カゲスター』(1976/4/5~NET)東映
 児童の“影”に対する親近感や興味に着目して企画されデザインやオリジン
など従来とは一線を画す感覚に満ちた異色のヒーローもの。
 風村コンツェルン令嬢・鈴子(早川絵美)とその秘書・姿影夫(立花直樹)
は高圧電線に触れてしまう。が、その時2人の正しい心が影に宿り、影の魔人
カゲスターとベルスターが生まれた。カゲスターは、自らの影を実体化させた
カゲロベエや影の技、飛行要塞カゲボーシなどで悪と戦う。
 ミニスカートを翻してのベルスターの華麗な立ち回りが話題になった。

『忍者キャプター』(1976/4/7~TX12)東映
 かつて忍者ブームを起こした『隠密剣士』(1962)の伊上勝をメインライター
に起用、現代の東京に忍者を登場させ、ギャップが生む面白さを狙った作品。
キャラデザインは『超人ロック』の聖悠紀。
 雷忍、水忍、花忍、土忍、金忍、風忍、火忍から成る忍者キャプターが登場
した。ヒーロー側7人という数は、東映実写ヒーロー史上最多である。
 雷忍キャプター1=袋三郎兵衛(潮健志、のちの健児)がギャグメーカーと
なっていて、作品に独特のムードを与えた。
「♪キャプター キャプター シュシュシュ 弾丸より速い~」
 歌手の堀江美都子は「水木一郎さんとのデュエットで実写物の主題歌でした。
キョーダインを撮っていた時、東映大泉の撮影所で、この番組の撮影をちょく
ちょく見かけ、なにか不思議な気分になったものです。」と述べている。

 私は'76年4月から高校生になり、この辺りの作品もほとんど見ていません
でした。
                        21世紀まで、あと223日   高木志郎アオ