#210 Article 14654 Posted at 2000/04/08 07:39:47 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

Subject: Re: Re: 1973 /14650 /14646

「仮面ライダーV3風見志郎は改造人間である。謎の秘密組織デストロンに重
傷を負わされたが、仮面ライダー1号2号によって改造手術を受け、仮面ライ
ダーV3としてよみがえった。」
『仮面ライダーV3』(1973/2/17~MBS)東映
 ライダーブームの中、満を持して登場した第2弾。成長するライダーとして
V3の風見志郎を演じたのは、東映第12期ニューフェイスで『キイハンター』
でデビューした宮内洋で、彼の出世作となった。後期登場した元デストロンの
科学者の結城丈二(山口暁、のちの豪久)が変身するライダーマンも短い出演
期間ながら印象的なキャラクターとなった。

「地球から遠く離れた大宇宙、平和の星ピースランド。その平和も悪魔の星ガ
ロガの野望に一瞬にして破られた。ピースランド壊滅。安住の地を失ったピー
スランド星人たちは、ファミリーごとにパンドラカプセルに乗り、平和の星を
求めて流星人間となったのだ。一方、地球を第二の征服目標にしたガロガは、
宇宙要塞を建設。恐獣ミサイルが地球を狙った。流星人間を乗せたカプセルの
一ファミリーだけが地球に漂着した。彼らは新地球人としてガロガ星人と対決
した。そのファミリーの名は、流星人間ゾーン。」
「ゾーンファイトパワー!」
『流星人間ゾーン』(1973/4/2~NTV)東宝映像
 東宝の特撮部門が中心となって発足した東宝映像が、初めてテレビ進出した
特撮怪獣番組。ゴジラ、キングギドラなど東宝怪獣映画のスター怪獣がテレビ
出演し、子どもたちの話題となった。

『ロボット刑事』(1973/4/5~フジ)東映
 東映実写子ども番組がフジテレビに進出した石森章太郎原作による本格的な
ロボットドラマ。当時の変身ブームの中で、あえて変身という要素を取り入れ
なかった異色作。変身という行為はヒーローと人間のギャップをうめ、視聴者
の主人公への感情移入をスムーズにするが、ここではそれを意図的に排除して
人間とロボットのギャップに悩むKの姿を通し、人間の本質を改めて問い直す
という手法をとった。
 Kは変身ヒーローではないが、バドーロボットとの戦いで、身につけていた
帽子とブレザーを「ゴー!」のかけ声で脱ぎ捨てると太る。着やせするタイプ
だったらしい。

『ウルトラマンT』(1973/4/6~TBS)円谷プロ
 ウルトラシリーズ第6弾は、円谷プロの創立十周年記念作品として大規模な
スケールで製作されることになり、名称は『ウルトラジャック』→『ウルトラ
マンスター』→『ウルトラマンジャック』と変わり、最終的に『ウルトラマン
タロウ』に決定した。企画書では怪獣の特殊能力―怪奇性、恐怖性を描くこと
がメインとされたが、完成した作品はファミリー路線に徹して現代のおとぎ噺
を描き、娯楽怪獣番組となった。オイルショックの余波を受け、特撮の規模は
徐々に縮小されてしまった。

「ライオン丸とは、ただ一人悪と戦う、勇気ある若者の変身した姿である。」
『風雲ライオン丸』(1973/4/14~フジ)ピープロ
 人気作『快傑~』の後を受けたシリーズ第2弾で、イメージを一新するため
西部劇の要素が取り入れられ、弾獅子丸(潮哲也、名字がついたが前作と同じ
名のキャラを同じ役者が演じたので困惑した子どももいたらしい)はポンチョ
にスカーフ、ブーツといういでたちで、父を捜して旅する志乃と三吉の姉弟は
幌馬車に乗っていたり、一風変わった時代劇になった。
 ライオン丸のキャラは、頭に兜をかぶり全身は毛で覆われた、より野性的で
戦闘的なスタイルになったが、子どもたちに「雌ライオンみたいだ」といわれ
途中からたてがみを見せるようになった。また第9話で快傑ライオン丸の魂を
ゲスト出演させ、第11話から前作の人気キャラのタイガージョーの弟タイガー
ジョーJr.を登場させたりしたが、前作ほどの人気は得られなかった。しかし
ハードなアクション時代劇として、ファンの評価は高い。

『暁はただ銀色』(1973/4~NHK)
 NHK少年ドラマシリーズ。
Art.14623
>という点で、重要な年代指標なので(^^; ぜひ細かくフォローお願いします。
 と言われてもマジで資料がありません。宮原昭夫原作『あなたの町』や新田
次郎原作『つぶやき岩の秘密』も'73年に放映されたようですが、詳細は不明
です。ただ『暁はただ銀色』だけは、本に載ってました。
 光瀬龍原作。岩間芳樹脚本。級友リカ(テレサ野田)の幻覚の原因は彼女の
出生地にあると気づいた健は、彼女の故郷の寺の裏山で奇妙なカプセルを掘り
出した…。宇宙からの侵略を特撮を使わず日常の中で描き出した。

『キカイダー01』(1973/5/12~NET)東映
 第4クール放映に入った『人造人間キカイダー』の延長強化案として、改題
した新シリーズ。主演キャラクター陣を一新しつつ人気のジローとハカイダー
は継続出演。トランペットのメロディとともに現われるキカイダー01イチロー
(池田駿介)を完全な良心回路を持つアンドロイドとしてヒーロー性を強調。
そんな主人公にかわって人造人間の苦悩を体現するキャラとして後半登場した
ビジンダーマリ(志穂美悦子)やワルダーらが、人情味あふれるストーリーを
展開し、強大な敵『8時だヨ!全員集合』に立ち向かった。

 この時期は人気作品の続編とかシリーズものが目立ちます。でも、シリーズ
第2弾ってパワーアップして前作以上のものを作らないと視聴者が納得しない
から、なかなか難しいものがありますよね。
                        21世紀まで、あと268日   高木志郎アオ