#21 Article 4191 Posted at 1995/04/03 01:05:51 by Mick'n (MAP1406) [81]
Subject: 81プロデュース演技研究所 研究生卒業公演
機会がありまして 3/11 に、81プロデュース演技研究所(*)の研究生卒業公演を
見ることができました。このレポートはすぐにポストするつもりでいましたが、
いろいろと忙しかったので遅くなって...ってもう、4月になってしまいました(^^;
この研究所の卒業生たちの何人かは実際に俳優、声優としての仕事をしていくこ
とになります。今回の公演は 18 名の卒業生 (うち、男性が 4 名、女性が14名)
によって上演されました。これから卒業、という方ではありますが、すでに実際に
テレビ番組等に出ていらっしゃる方もいるようです。
(*)81プロデュースというのは、このボードでも現在話題の岩男潤子さん、セーラー
ジュピター役の篠原恵美さん、などなどが所属するプロダクションですね。そ
この養成所みたいなところです。
(声優DB だと cvs -p 81 で検索可能です)
卒業公演の場所は中規模のホールで、81所属の俳優、声優さんや研究生の方、お
そらくは卒業生の家族だろうと思われる方などがいらっしゃってまして、こちらも
ちょっと緊張。
プログラムの内容は以下のとおりでした。記憶だけで書いてるので細かい設定等
は大ざっぱになってますが、ご勘弁を。
1. オープニング (「怪獣のバラード」: 歌+ダンス)
2. 劇: おこりんぼう
舞台は高校(かな)、文化祭かなにかに向けて、とあるグループ(クラスメート
?) が劇を演じようと試行錯誤をしていく、というものです。脚本、台本が完成
していないので、作者(くまちゃん)の考えたおおざっぱなあらすじを元にいくつ
かのパターンを練習していきます。登場するは女性ばかり 6 人。
その劇は野良犬達の物語。公園の主とでもいうような主人公「怒りのゴン太」
寝るのが好きな「夢の兵六」、金持ちの主人に飼われていたが落ちぶれて野良に
なった3匹「オードリー」「マリリン」「ベベ」が登場します。劇の「作者」が
それをサポート。
3匹を演じたさっちゃん(吉田幸代)、やまちゃん(山川由紀子)、あやちゃん
(当摩あや子)ですが、お姉さんと妹2匹、といった役割がはまっていました。
舞台の上で昼ご飯の前に昼寝をするという、まさに「夢の兵六」という名前の
雰囲気がそのまま出ていた、えりな(山崎依里奈)が個人的には印象に残ってます。
また、「作者」役の「くまちゃん」こと、くまいもとこ さん。作者・演出という
役回りでセリフこそ少なかったものの、要所を押えていたように思います。
(くまいもとこ さんは、「戦-少女 イクセリオン」の2巻で「女子高生」の役
で出演していらっしゃいますね。また、山崎依里奈さんも春からの NHK 教育の
番組に CGキャラの声だったかで出演するそうです。)
純粋に「おもしろい」内容で笑えましたし、「劇・舞台を作っていく過程」の楽
しさ、みたいなものが伝わってきました。
3. 劇: 新劇物語 (劇中劇として「三姉妹」「真夏の夜の夢」)
これはラジオドラマを模した内容で、舞台上にセットされた何本かのマイクの前
で進行していきます。
とあるラジオドラマ番組、出演予定だった女優が来れなくなったことを伝えに
来た新人女優 -- 山本真理子(加藤優子) -- に、その代役として出演するよう、
番組スタッフから要請されたところから始まります。「私にはできない..」と言
いながらも劇団の研究所でのこと、希望や確執、それに挫折、といった出来事を
語り始めます。
「おこりんぼう」とは違い、基本的にマイクの前に立っての演技で、動きも少な
いというものではありましたが、役者になることへの夢、みたいなものは伝わって
きたように思います。個人的には、頭と心の動き、みたいな話のくだりが強烈では
ありました。(これだけではなんのことだかわからないかもしれないですね^^;;)
基本的な進行は数人ではあるけど、多く登場する研究生たち等、登場人物が多かっ
たため、全ての登場者についての印象は平均すると薄くなってしまっていたのは仕
方のないところでしょうか。
4. フィナーレ (「ブロードウェイ」: 歌+ダンス)
これも歌とダンス、で、最後を締めます。うーん、ミュージカルっ、といった雰
囲気です。そういや昔、コーラスラインの真似事を高校の体育祭でやったなぁ、な
んてことを思い出したりもしました。
この後、引き続いて「卒業式」がありました。81プロデュースの社長さんの挨拶
のあと、研究所長(でよかったんでしたっけ)の辻村真人さんから一人一人に証書が
手渡されていきます。
学校の卒業式というものは式次第に沿ってブラスバンドの音楽や花などなどで飾
られ、どこかショーアップされているというものではありますが、卒業公演とセッ
トになって執り行われ、より「見せる」ことを意識したこの式は、ある種の趣を持っ
た印象が残りました。確かに、練習不足からか劇の「完成度」みたいなところでは
難がまったくなかった、というわけではありませんでしたが、卒業生たちが、実際
にこれから何らかの形で世に乗り出していく、といった緊張感みたいなものとオー
バーラップして見えたのです。
ちょっとまとまりがなく、ぼやけたレポートになってしまいましたが、この辺で。
Mick'n (MAP1406)