#204 Article 314 Posted at 1996/03/18 22:09:33 by しっぽ(☆) (MAP2611) [NO.11]

Subject: 烈の危機!残されたチャンス

弟子だと思ってた奴に先を越されて、
祝福してやりたいんだけれど悔しさのほうが先に立ってて、
でも悔しがることそのものが悔しさのあまり出来なくて、んで
勝負そのものに興味が無いようなフリをしてしまうってのは、
分かるぞお分かるぞお、つい昨日実例を目の前で見たばかりだからなあ(笑)


今回のレースは、今までと打って変わって非常にチープな代物でした。
予選も本戦も、閉鎖されてるコースを周回するだけ。
ドームみたいな所を借り切って中に延々と続くコースが建設されてるなんて
いう今までのコースとは比べ物にならないほどチャチです。

けれど、実際のミニ四駆のコースを考えてみると、非常にリアルです。
予選のコース仕立てにせよ、それを走行するマシンのコースアウトの仕方、
負けて泣いちゃう子供、思い通りの走行をする愛車にガッツポーズをとる子供‥‥
電光掲示板に表示される数字一つ一つまでが、その数字を出した子の顔が
想像できるほどにリアルさを帯びています。

レース前の1週間の幾つかのエピソードに付いても‥‥
友達の家で菓子をばくつく少年、子供にミニ四駆に高じる様をみられて
バツの悪い父親など、ああ、こういうのあったよなあ、ありそうだなあと
思わせる数々のエピソード。

このアニメはミニ四駆のアニメなんだけれど、実際に描いているのは
そのミニ四駆を通じて生まれる様々な人と人との交流、ドラマと言ってもいい、
そういったものなんですね。ミニ四駆のレースは、必ずしもドラマの中心という
訳ではなく、人と人との交流の一つの形にすぎない。

葦キックを思い出します‥‥そういや、今回の終わり方もそんな感じでした。
細部のディティールにこだわるばかりでドラマの本質は空っぽなアニメより、
私はこういう話のほうがずっと好きですね。

       しっぽ☆