#202 Article 405 Posted at 1996/08/20 11:42:25 by KINMA (MAP814) [NO.25]
Subject: Re: Re: お帰り・ラッシー /403 /400
前回放映日から帰省をしてまして、今回が最終回と知ったのは放映当日。しかも この日は帰省から帰る日。路肩に車を停めてカーテレビで観ました。これを観て よかったのかどうか。もし観なければ、このシリーズはわたしの中で「終わらない 物語」になったのかもしれない。 物語の終盤数回でちょっとしたイベントを作り、それが解決して「めでたし、 めでたし」で終わる。唐突な感じは否めないし、こりゃあんまりなんぢゃないか と思います、やっぱり。あんな露骨なアンモナイトをサンディちゃんが見つける とか、2日も眠りこけるとか、ラン公の台詞とか、再会を総出で祝うとか、この 辺りは「最終回は勢いだ!いけいけゴーゴー!!」って感じ。 それでも30分の中に石炭再出とおかえりラッシーとをまとめ込んで、一応は 破綻無く描いてある。2時間特番アニメで石炭話をまとめるなら、こういうの でもいいかなぁとは思う。 ジョンとラッシーの一体感をニュータイプ(^^;)のように描く。離ればなれの 二人がそれぞれの状況の中で頑張っている姿を描きつつも、心は一つというか お互いに対する想いが頑張れる力の源になっている。そんなのがどこまで描ける かというのが今回いちばん描きたいことだったんぢゃないかと思うのですが、 大団円に向かうエナジーが、それを押し流してしまった。 まぁ、ジョンくんに対するラン公の評価が一段と高まってプリシラちゃんとの 関係が急接近とか、お見舞いするうちについつい心がコリンに傾いていく サンディちゃんとか、なんとなく将来を匂わせるところもあったりして。 ラッシーが犬だからこの程度の描写で済むんだけど、これが小さな女の子なら、 人身売買で連れて行かれた悪徳商人から脱獄し、自分を育ててくれた大好きな 男の人のところに戻るために、ゴミ箱を漁り、軒下で眠って、薄汚れた衣服を 引きずりながら、遠い目をしながらヨタヨタと歩いていく‥‥ずっと悲惨な 描写になったのではないかと。 あ、次回からはそういう物語なんでしょうか(^^;)。 テレビ史上に大きく輝く軌跡を残してきたこの時間帯。年末を迎えられなかった という初めての屈辱的終了。視聴率という壁は厚いし時代は移り変わるとしても 相応の決断の元に行われたのは違いないと思います。この一歩が時間帯の終了 へではなく、新たな意気込みによる新しい次代を担う作品へとつながって欲しい と思います。 結局は悪人のいなかった、このお話。刺激性は弱かったかもしれないけれど、 わたしは好きでした。スタッフに方々、よい作品をありがとうございました。 わたしの中にも「終わらない物語」はあったのかしら きんま P.S. 昨日の夜に視聴率をネタにした番組をやってた。オリンピック女子マラソンVS 巨人戦VS信長だったんだけど、その直前はラッシーなのね。で、サンプルの 家庭がどのチャンネルを観てるかがリアルタイムで出るんだけど、フジテレビは 結構悲惨でした。