#20 Article 3730 Posted at 1995/04/09 12:40:55 by giji (MAP2218) [VIOLIN]

Subject: Re: 星空のバイオリン /389(#101)

よみうりホールでの上映会で見てきました。
文部省選定、厚生省中央児童福祉審議会特別推薦、日本PTA全国協議会特別推薦、
映倫青少年審議会推薦、優秀映画鑑賞会推薦、日本青年団協議会推薦、と
並べられると物々しいですね。

会場はほぼ満員、8割くらいが親子連れで、あとはかなり広い年齢層が
来ていました。会場が有楽町だからかコンサートと銘打ってあるためか、
子供達、特に女の子の着飾っていること。

映画の前に、作品中のバイオリン演奏を担当した梅津美葉さんの
ミニコンサートがあったのですが、この順番って実は失敗だったんじゃ
ないかしら。何せ先に迫力ある生演奏を聴いてしまったものだから、
映画の音楽も映像も物足りなく感じてしまう。

お話は若い頃からバイオリンを作り続けている小沢僖久二さんの伝記。
この伝記というのがくせもので、どんどん年代が進んでしまうために
じっくり見せる部分が作れない感じ。
主人公のバイオリンへの情熱を周囲の人が励ます、というよりは
周囲の人達の主人公への期待が強調されているように見えたし。

‘長編アニメーション音楽映画’という割には、音と絵のタイミングが
今一つ合っていないとか、合唱団に入っていたというヒロインの歌が
それらしくないとか、音楽が目立ちすぎていて画面が負けているとか、
一部BGMが場面の雰囲気に合っていないような気がするとか、
気になる所が多かったです。
あと、気になると言えば、作品中では様々な人(主人公、音楽の先生、
天才少女バイオリニストなど)が様々なバイオリン(主人公が初めて
作った物からストラディバリウスまで)を弾いているのですが、録音の
時にどこまで違いを出していたのかしら。私の耳では多少は違うようだ
というくらいしか分からなかったもので。

…というような感想をアンケートに書いて出した私。(^_^;)

ところで、主人公は戦争に行くのですが、微笑ましいエピソードが多いので
恐ろしさや悲愴感はあまりありませんでした。

子供達にはちょっと退屈な作品になってしまったようです。
後半は会場が随分ざわついていましたから。

           梅津さんのサインはもらわなかった  giji