#20 Article 3711 Posted at 1995/04/01 12:33:21 by giji (MAP2218) [JUNKERS]

Subject: ユンカース・カム・ヒア

佐藤順一の名前につられて見に行ってしまいました。
原作はもとより、「クニさんちの魔女たち」の方も見たことないです。

昼間の映画館は大変空いていましたが、観客の9割が女性というあたりで
これが木根尚登の映画であることを感じました。

とにかく手を掛けて作っているなぁ、というのが感想。
一つのカットになるべく複数の無関係な動きを入れるようにして
実在感を出したり。日常動作の積み重ねで人物を描いていったり。
その分、最後の‘奇跡’のシーンで逆に物足りなさを感じるくらい。
淡い色彩の背景に人物がきちんと溶け込んでいる色遣いも好き。
ただ、ユンカースの顔だけは何とかならないものかなぁと思って
パンフレットを見ると、モデルになった実物もこういう顔してるのね。

一応この作品の売りだと思われる音楽は、淡々とした映像を邪魔せず
雰囲気作りをしていたので良かったんではないかしら。
 (要するによく憶えていない)

ストーリーの方は……8割くらい進んだ辺りで
「もしかしてユンカースが喋らなくても、またはいなくても
 この話は成り立つのではないか」
と考えていました。

観客全員に配っていたセル、ビスタ用の大きいやつなので
鞄に入れるのにちょっと苦労。

               見どころは銭形平次か?  giji