#20 Article 3243 Posted at 1994/08/23 07:41:57 by みむら (MAP1829) [USHIRO]
Subject: Re:*9 うしろの正面だあれ /3234 .... /3185 /3176
この作品については、反戦作品という前提で語られていますし、私もそういう意 図はあったと思いますが、試しにそれ以外の可能性も考えてみると、妙な結論に達 してしまって面白いです。 肉親の死や隣人からの冷たい扱いなど、戦争も含めた人生の様々な苦難を乗り越 えて、強く生きていくことの大切さのほうを、より強く描きたかったのだとしたら …。それが成功しているかどうかは別として、海老名香葉子版『おしん』のように も見えてしまうのです。つまり、原作者が生きた時代が、たまたま戦争中だっただ けで、「あたしも若い頃はいろいろ苦労したけど、こうやって立派に生きてきたん だから、あんたたちも頑張んなさいよ。」というのが、実は伝えたいメッセージだ ったりして(笑)。 そうすると、家族の幻影のシーンは、かよ子の新たな人生の旅立ちを励まし、過 去との訣別を象徴しているだけで、別に悲惨でなくてもよくなってしまいます。 みむら(MAP1829) あわわ、まずいこと書いたかしら(^^;)。あくまで仮定の話ですからねっ。