#194 Article 3864 Posted at 1997/07/24 22:34:19 by W.M. (MAP009) [EOE]
Subject: Re:*4 夏エヴァ /3853 ... /3843 /3838
私も観てきました。
画面が暗転して「続く」と出て、クレジットが流れはじめたときには、
どうなることかと思いました (時計を持っていなかったのです ^^;)。
で、問題の、この映画が「言っていること(伝えたいこと)」ですが…
実のところ、ほとんどまったく分かりませんでした。私にない概念を伝え
ようとしているのか、それとも私にとってすでに解決済みとして放棄したこ
とを持ち出してきているのか、といった感じ。
野球にまったく興味のない人が、「巨人が負けていかに悔しいか」という
のをクドクドと愚痴られても、さっぱりわからず何も共感できない、という
のに似ているかもしれません。
もちろん、あの映画を観れば、「何かを伝えよう」としているのはよくわ
かります (まさに、観客に押しつけるがごとく、強烈に何かを訴えています
から)。では、それは何か、を抽出しようとしても、ほとんど何も出て来な
いような感じなんです。
あえて取り出そうとすると、つまらなーい、当たり前のことしか出てきま
せん。たとえば、
「もっと、現実に目を向けよう」
「どんな親友・恋人であっても、同じ趣味を持つ友人であっても、
考えや価値観がまったく同じということはない」
「自分の考えや価値観と同じのを持っているのは、自分だけなんだ」
などなど。
しかし、「うーむ、こんなことを伝えるために、こんな大層な作品を作っ
たのかなぁ」という疑問が湧いてきます。こういうことって、ずっと子供の
ときに気づくことですよね (ね?)。
で、TOSHIさんのアーティクルの、
> 朝起きて、隣に恋人が寝ているのを見て、こいつ何考えているんだろうって
> わからなくなって、うっとうしい肉の塊に見えたりして、どうしようもなく
> 気持ち悪くなった経験ってないのかな、
を読んで、わかったような気がしました。なるほどー (なーんだ、かな?)。
でも TOSHIさん、この朝に起きる前の夜の時だって、その恋人の考えてい
ることがわかっていたわけではありませんよね。その時だって、この朝だっ
て、結局はその恋人は「自分ではない、(生きた)肉の塊」ですよね。
それって…「人は言葉を使う」と同じくらいに、当たり前のことじゃない
でしょうか。その前の夜には、そうは思わなかったほうが、不思議だなぁ、
と思いませんか?
from article No.3840 by おれんぢ象 さん
> そして、映画を見て思ったことは、作画の人間は監督をしてはいかんの
> かもしれない。と、いうことです。
私も、この意見に賛成です。
MAP009 / W.M. (ダブレムと発音してください)
P.S.
> 『海竜祭の夜』だし、
あ、なるほど! 「あれって、どこかで見たことがあるなぁ」と思って
いた疑問が氷解しました。 (_ _)