#194 Article 3621 Posted at 1997/04/01 07:17:27 by カマヤン (MAP5882) []
Subject: エヴァとスミス
エヴァに関するちょっと小耳に挟んだ事。 私はよく知らなかったのですが、GHQにラインバーガーという人物がいら っしゃったそうですね。かなり重要な人物だったそうですが。 この方の別な顔は、SF作家コード・ウェナー・スミス。長年、謎の作家と されてきましたが、それは軍事・政治に深く関与した人物だったからなんです ね。 コード・ウェナー・スミスの代表作は、「人類補完機構」と呼ばれる一連の シリーズです。 内容として、人類補完機構は人類補完計画とは無関係です。しかしながら、 その作家がGHQに参加していたとなると、この意味するところは、別な様相 を呈すると私は考えます。 私は、セカンドインパクトを第二次大戦の言い替えだと思っているからです。 この事は、何か、作品を解釈する上で、重要な示唆を与えてくれそうな予感 を覚えるのですが、それが何なのかと言うと、まだ言葉にはなりません。 夏の映画を見た上で解答が得られると嬉しいのですが。 少しだけ、思いつきを書きますと。「人類補完機構」の「補完」は、原語で はたしか MEDIUM / MEDIA という言葉を使っていたように記憶しています。 「人と人を、人類を、媒介する物」という言葉です。その字義的な意味におい ては、まさしく(TVの最終話で示した)「人類補完計画」(すなわち洗脳セ ミナー)は、MEDIUM(心の媒介)の結果そのものでもあり、同時に、「エヴァ ンゲリオン」という作品そのものが、MEDIA (即ちTV)の産物であるが故に それ自体、「人類補完計画」そのものであったとも言えます。構造が入り子型 になっていたと言えます。 しかしながら、こういった事は、作品がその本来の結末を見せた際、読み取る 人間が読み取るべきであった事柄で、アンノ氏がラジオだの雑誌だので、さんざ 内心語った後では、実にもう何ちゅーか、虚しさだけが感じられます。 鎌やん