#194 Article 3303 Posted at 1996/10/15 04:17:07 by かくた (MAP4496) [EVA]
Subject: Re: 世界の中心でアイを叫んだけもの /2692
某ボードの書き込みに対応してチト衒学趣味的に(笑)。 死海文書の一部です(大ウソ)。 (前略)……われわれは、人間が“意識”をももつということを見出す。しかし、こ の意識たるや、もともと、“純粋”意識などというものではない。“精神”はそもそ もの初めから物質に“憑かれる”という呪いを負っており、謂うところの物質はここ では運動する空気層、音、要言すれば言語という形で現出する。言語と意識とは同年 齢であって、――言語は、実践的な、他の人間にとっても実存するが故にまた私自身 にとってもはじめて実存する現実的な意識である。そして、言語が生成するのは、意 識と同様、まずは他の人間たちとの交通の欲求、必需からである。(中略)意識はも ちろん当初は、身近な感性的四囲についての単なる意識であり、意識にめざめつつあ る個人の外部にある他の人物や事物との局限された聯関の意識である。(中略)そし て他面では、四囲の諸個人との結合関係に入らざるをえない必然性の意識、人間は社 会の中で生活しているのだということについての意識の端初。(中略)これにともな って、本源的には性的行為における分業にすぎなかった分業が進展していき、やがて 自然的な素質(例えば体力)や欲求や偶然的な諸事情によって、ひとりでにつまり “自然生的に”生ずる分業がおこなわれるようになる。分業は物質的労働と精神的労 働との分割が現れた瞬間から、はじめて現実的に分業となる。この瞬間から、意識は、 現存する実践の意識とは別のあるものであるかのような自家像を現実に思い描くこと ができるようになり、現実的になにかしらを、現実的なものを表象することなしに、 表象しているかのように思い込みうるのであって、――この瞬間から、意識は、自己 を世界から解き放って、“純粋な”理論、神学、哲学、道徳、等々の形成へと移るこ とができるようになる。(後略) ホントはなんの本か当てたらエラい かくた p.s. すんません、酔ってます。