#194 Article 3085 Posted at 1996/05/12 15:51:48 by 南極二郎 (MAP1537) [NEWTYPE6]

Subject: Re: Re: Re: 今月のニュータイプ /3084 /3081 /3062

十分な予算とスケジュールと人員があれば、方法論として

   銀河系スケールで実際の戦闘をやる

事で、同等の効果を得られると思います。全てはそこを目指して
いるわけだから。極論言ってしまえば、それ以外のどんな映像も
事実以上の物にはならないのですね。でも、それが出来ないから
最終的に観る人の心の中で完成させる方法論をとるわけです。

桜が散っていれば、春のうららかな記憶を呼び覚ますように、
人の脳味噌の中の記憶、想像力のリンクを辿って「感情」を
導き出すのです。音楽しかり。新聞文字みたいなテロップしかり。
演出って結局そう言うこと。人との繋がりが無ければ作品は
完結しない物だと思います。そもそも、宇宙とか銀河とかの
概念がその人の心の中に無ければ、あの壮大な感じは出ない
わけで。

(ハリウッド映画のすごいところは、そう言った感情の決まり
事が、多民族の最大公約数的な所をきっちり決め込んでいる所。
善し悪しですけど。日本人ってどうしても身近な決まり事に
頼るところがあるからね。前述の「桜」もそうだけど。)


だいたい「トップ」6話のあの戦闘シーンは、見た目の格好良さ、
カタルシスを得るための物じゃなくて、悲壮感なり壮大さを
描くべき所でしょ。どこをどう取って『造り手がこういう戦
闘シーンが作りたい』と思ったのか、私にはわからないなぁ。