#194 Article 3014 Posted at 1996/04/24 00:24:48 by なまけ大臣 (MAP6524) [RADIO]

Subject: Re: Re: Re: 林原めぐみの Tokyo Boggie Night /3012 /3000 /2985

>・ 庵野氏、アニメファンのある特質をしきりに攻撃してるけど、そのアニメ
> ファンの特質ゆえに、エヴァみたいな作品を受け入れてもらえた、ってコト、
> ちゃんとわかってんでしょうかね?
>  つまりは、庵野氏自身もアニメファンに甘えてるわけだし、アニメのそう
> いう体質の中だったからこそ、ああいう表現もアリになったんだってことね。

 ・・・全部わかっててやってそうだから恐い(^^;)。あの造りは。
 本人が意識しているか、意識していないかはともかくとして、おそらく、そう
いう態勢は、ごく初期の段階からの試みだったのではないかと思います。
 何度も掲載するようですみませんが、
  ↓
「私はこの物語が終局を迎えた時、世界も、彼らも、変わっていてほしい、
 という願いを込めて、
 この作品を始めました。
 それが、私の正直な『気分』だったからです。
 『新世紀 エヴァンゲリオン』には、4年間壊れたまま何もできなかった
 自分の、
 全てが込められています。
 4年間逃げ出したまま、ただ死んでいないだけだった自分が、ただひとつ 
 『逃げちゃダメだ』
 の思いから再び始めた作品です。」
(1995年9月1日発行『新世紀エヴァンゲリオン』第1巻巻末掲載文 
 我々は何を作ろうとしているのか?-連続アニメーション『新世紀エヴァンゲ
 リオン』が、スタートする前に- 脚本・監督 庵野秀明 より)(一部転記)
 
 と、いうことから見ても、庵野監督が今自分が「逃げ出してる」と指摘してい
る(攻撃はしてないと思いますよ(^^;))、アニメファンと同じ立場からスター
トしたのは確かです。ただ、それだから「逃げ出していていいのか」というと、
庵野監督としてはそうあってほしくないのだと思います。なぜなら「逃げ出した
辛さ」を知っているから(26話参照)。自分の意見としては、こっちのほうが
いいよ。と薦めているだけのことだと思います。
 おそらく、あんたの意見なんか聞いてない!という視聴者が、あの最終回を見
て怒っているのだと思いますが、ほとんど自分の意見も言わないアニメが主流の
この御時制、自分の意見を言ってくれるアニメは、貴重だとおもいますよ。
(人間関係にも言えるなー、こりゃ。)だから、最終回のタイトルは「世界の中
心でアイを叫んだけもの」なのです。
 「おおきな御世話」と思う人は、早く忘れましょう。僕自身としては、涙が出
る程、嬉しかったです。
 
                          :(MAP6524)なまけ大臣