#19 Article 1339 Posted at 1993/03/17 07:09:40 by nimnim (MAP998) [ASARI]

Subject: Re:*7 もるだいばぁ /1319 ... /1291 /1279

アニメージュのビデオアニメ評についてですが、あれに限らず、あの手の
評価表(ファミ通のソフトレビューとかね)の書き方は大きく以下の2つ
のタイプに分けられると思います。

1.自分の趣味嗜好にとらわれず対象を評価し、評価の際には可能な限り
  多くの方向から評価を行うタイプ。

2.趣味嗜好をもろだしにし、「理屈はともかくとにかく俺は好きなんだ」
  という評価を行うタイプ

僕は、あの手の表の文字数、たかだか数十文字では1.のような評価をす
るには小さすぎると思っています。ではどういう評価をする人が僕にとっ
て望ましいかと言えば、2.タイプの評価者です。このタイプの人の中か
ら、僕の趣味に合っている部分をみつけ出し、その部分だけ参考にしてい
ます。(例えば、「この人の絵の趣味は自分に近い」と思えば、その人が
絵をほめているときはチェックするという訳です。)

あさりさんの評価はどちらかといえば1.に近いスタイルなので、あの文
字数では良いのか悪いのか、僕は見るべきなのかどうか、解りにくい事が
多いです。 でモルダイバーの評価なんですが、これは1.2.タイプの
両方が入っていると感じました。 まず、文章から受ける印象は「商品と
してのクオリティは高いけど、俺の価値基準からすれば、これはいらん」
といっているように感じました。なぜなら

a.「この作品のターゲットの皆さん」「その手の人」などという書き方は、
  自分がその中に入っている場合にはあまり使わない表現だと思います。
  また、このような表現は一般に、該当する人を蔑む気持ちをあらわす表
  現として使われる場合が多いのではないでしょうか?(少なくとも僕の
  身の周りではそうです)

b.特に創作活動に携わっている人間にとって「商品」という言葉は「作品」
  という言葉と意識的に区別されて使われることが多く、悪いイメージで使
  われているのではないでしょうか?

と考えるからです。 一方ある特定のタイプの人にはお薦めであること、
点数が4点と高いことは1.タイプの評価の結果だと思います。

で、このあさりさんの評価から僕が得た情報は「あさりさんと僕の趣味は
一致しない」「1.タイプの評価をしている時のあさりさんの評価能力は
信頼がおけるので、その手の人であり、ターゲットの皆さんである僕は買
っても損をしない可能性が高い」ということでした。

感のするどい方はお解りかと思いますが、この長い文章の根底に流れる僕
の考え、感情は
「趣味嗜好にとらわれない評価が常に役に立つ訳ではない」
「個人的にはなんの面識もないが、あさりさんってなんとなく嫌い(もっ
 とも僕なんかにきらわれても、あさりさんにとっては何の影響もないで
 しょうが)」
「なんで『商品』という言葉に悪いイメージがあるのだろう。売り物と
 して作った物なら『商品』として優れている事はこの上なく良い事の
 はずなのに」
といったものです。

   うーん、ちょっと口調が強すぎるかな MAP998/nimnim