#186 Article 34 Posted at 1995/04/28 06:22:27 by 羽鳥ポッポ (MAP4556) [NO.04QED]

Subject: Re: Re: Re: 盗まれた黄金の斧 /32 /31 /30

>>おっとここからは羽鳥さんの灰色の脳細胞にまかせましょう(^^)。
> 迷探偵ぶりを毎回楽しみにしております^_^;。


おおっと!やはり名探偵の登場がみなに待たれているのだな

では、灰色の脳細胞をフルに使い「盗まれた金の斧」事件いついて解説しよう


今回の謎解きは、「窓ガラスの飛散」と「カーネーションの鉢」がキーポイントだ
この2点について考えてみよう。


「盗まれた黄金の斧」事件

第1の点「ガラスの飛散」推理 (見たくない人は見ないでね!)

























第1の点「ガラスの飛散」

★犯人の行動

犯人が窓ガラスを割って入ったとして話を進めてみよう。

ここで注目するところは、熊野金太郎の言った
「窓に鍵をかけカーテンをしめて寝たよ」という発言である。
そして、金太郎が縛られていたのを助けられた時、カーテンは束ねられていた。
寝る時にしめられていたカーテンが、なぜ朝は開けられて束ねれれていたのか
それはなぜか?
ここから導かれる結論はひとつ。

	犯人がカーテンを開けて束ねた。

そうこれしかない!
熊野金太郎は縛られて動けないのだから当然の結論である。




★なぜ犯人はカーテンを束ねたのか?

ここで考えてみると、今回はいろんなところで何度も何度も
「ここ2、3日か風が強かった」という事が暗示されていた。

・飛んで来て窓から入り、いなば君にかぶさった新聞

・アリス「ここ2、3日風が強かったからお庭のお手入れをして
 お花も入れ替えようという人が多いのね」

・いなば君「きっと風で倒れたんですよ」

というように伏線がたくさんひかれている。
昨晩もかなり風が強かったのである。

つまり犯人は、窓ガラスを割った時そこから突風が吹き込んで
カーテンがばたついてうるさかったのでカーテンを束ねた。

逆にカーテンが束ねられているという事は、犯人が侵入して来た時
外の風は強くなければいけない。




★侵入した音で起きなかった金太郎

昨晩はかなり風が強かったので犯人は窓ガラスを割って入ろうとした時、
突風が吹き込んだ。
この時の、ガラスが割れた音、突風がカーテンをバタつかせた音、
ガラスの飛散した音で、寝ている家のものが起きないか犯人はあわてたはずである。

犯人が部屋に入って一番先にしたことは
バタついているカーテンの音を止めることである。

金太郎は寝ていて音には気付かなかったといっている。




★開いているドア、閉まっているドア

アリス達が来た時、家のドアが開けっ放しであった。
でも、部屋のドアは閉まっていた。

部屋のドアの取っ手をよく見てもらうとわかるがドアノブではない。
つまり、鍵やロックがかからないものである。
(だからアライ警部が押しただけで飛び込んでこれた)

さて、
・家のドアが開いている。
・窓が壊れている。
・外は突風が吹いている。
・部屋のドアは鍵、ロックのたぐいのかからないものである。

ここから導かれる結論は、
カーテンが犯人に束ねられたなら外は突風が吹いていなければおかしいし、
突風が吹いているのなら、部屋のドアはその突風で開いていなければおかしい。
ここで矛盾が生じるので、

	熊野金太郎は嘘をついている。

Q.E.D.
ふっふっふ、灰色の脳細胞がうなる	名探偵、羽鳥ポッポ