#185 Article 858 Posted at 1997/06/06 12:54:35 by 南小路明穂 (MAP4011) [NO.47]

Subject: Re: Re: ライバル出現! どうするの勇之助くん /851 /518

初対面で「あずき」って呼ばないで!!

 前半の東条君、そのまま最後まで行けば罪になります(笑)けど、身元が
バレてるし、スポーツマンシップ(武士道精神とも言う)からそんなことは
できないでしょう。
 最近はこんなゴーインすぎるアプローチができる男の子は稀少価値のようで。
(プロのオヤジは無視!)

「オレ、好きだよ、東条先輩。カッコいいし、運動神経バツグンだし。」

 自然な長幼有序(この言葉見ただけで誰も書けなくなるって^^;)と、
戦後かなり失われた「剛健」の価値観が良いですね。
 確か中学で敬体を使われることは『長幼有序である』『慇懃無礼である』(←私)
で対立した覚えが・・・(笑)

 時速20キロで走る先輩(それも好きでもない)に、自転車でついていくのは
確かに疲れるかも(笑)(それと激しい不安と)

「確かに東條君にも心が揺れてるけど、勇之助くんの方がずっと好き」
 この段階でこの状態ですね。

「俺のココロの中には、ひとりの女の子がいたんだ。」
 誰にでも当てはまる=結婚サギの常套手段なので、普通は使えない(^_^;)
 これが誠実さのアピールに。 幼時体験と内なる女性像の関係ってなにかの
本で思いあたったけど、忘れてるのはかなしい。
 東條君は「優しさ」に飢えているんですねー。

「(これだけオレの魅力を知ったんだから)付き合ってくれるだろ?」
「ごめんなさい…。」
(ここでは、東條さんもかなりのセンまで行ってるけど、勇之助くんの方がまだ好き)
「あ~あフラれちゃった」と引き下がって、さすが東條君、名文句が出ます。

「カッコ悪いだろう、オレが!」

 と言うこと自体カッコ良すぎて陥落しそう(笑)
 ほんと、このお話じたい男の子への応援歌ですねぇ。
 ここでため息、潔さ、欲望を馬鹿げたことに使わない武士道精神という品格。
 あなたは嫌いになれますか?って感じですね。(ただし付き合ってみるとどうか
はまだ知らない。)

> 終盤に勇之助が走ってこなかったら、この回は救われなかったよーな気が…

 脅威なのも無理はないです、私は(カッコは)東條派(笑)中身は勇之助派?(^_^;)

「何してたの?」
「あずきを、さがしてた。」   ここで(私の中の)あずきは泣きました!
                (本当に涙が出るし) 淡白な演出です。
「で?」           ←間が悪いと思う。何も感じてないみたい。

「あずきが、遠くへ引っ越す夢」 主観的水準、すごい(笑)正の展望、警告夢。
                勇之助くんの表情も良い。

 しかし、ここの野上ゆかなさん×宮崎一成さんの演技力は、東條君のときに
負けてすぎ、もっともっとガンバレ!!

「そんなことない、そんなことないよ、勇之助くんはやさしいよ!」
                        ^^^^^^^^
 やさしいが万能なのは、ちょっと興ざめ(^_^;) 「冷たかったかもしれないな」
に返す言葉は、さて、あなたなら何!?

「あずき!」(あすき、あ、好きに聞こえる)
「だって、(だって、あたしの一番好きな人なんだもん(弱勢のng))」

 2番、3番がいてもいいって、秋元流らしくて進歩的で良い(笑)

 自転車のランニングシーン。勇之助くんと東條君が対照的に描かれて。
 「さあ、あなたはどっちがいい?」 という作者のメッセージ。
 私は、先輩もいいし、勇之助くんのほうももっといいかなぁ(^_^;)

 女の子には異性の選択、男の子には応援歌、それと演技力(^_^;)のお話でした。

 評価は、35話の次くらいで、86話より上でしょう(笑)

                                        MAP4011 あきほ
輔註:
 『あずきちゃん』は軍人さんがお好き。(雪室さんの元ネタ?みたいな本が)
 東条(英機陸軍大将、内閣総理大臣) 誰でも知ってるはず。強引というより能吏。
 小笠原(長生(ながなり)海軍中将、子爵、学習院御用掛)
 大迫(尚敏陸軍大将、学習院長)←大迫校長の元ネタってバレバレ
                 確かに「しりつ」ではない(^_^;)
 確かに華族では陸士エリートにかなわないかも(笑)
 今は自衛隊員って言ってもステータスがないけど、今でもあちこちの意識の
片隅に残る、遠い昔の記憶でカッコ良く見せるわけで。でも、こんなことが
できること自体、現代は当時より良い時代です。男性規範喪失という現象はあっても。
 私は、男性性や父性性と男女平等の両立は可能と(直感的に)思いますけどね。