#180 Article 490 Posted at 1996/04/17 02:43:46 by Rocoboo (MAP6140) [NOVEL]

Subject: Re:*4 金のウリィ銀のウ械(26話) /465 ... /419 /389

[ Response to Art.465 ねるげ's ]

>でも、もう邪霊モンスターが襲ってくることもないので、どういう
>話になるんでしょう。

 暇な夜にちょっと考えてみました。
 まずは、オーソドックスな話を。

 長文&悪文注意

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 <シナリオ1:邪霊王ニャンマーの復活>

 独りムーゲンを旅するショコラ。彼女の帰る家はここにはない。
 ムーゲンを、ノベルワールドを危機に陥れた彼女は深く自分を恥じ、そっとこの地を後にしたのだ。大空を自由に舞う鳥たち以外に、その行方を知る者はいないだろう。

  いつか、戻れる日がやって来る。

 彼女は信じている。そう、ガオウの胸の中へ飛び込める時が再び訪れることを。


 あれから幾許の時が流れたのだろう。
 ショコラにとって特別な日がまたやって来た。

 日は既に暮れ、灰色の闇が辺りを覆ってゆく。風が普段よりも強く、梢のざわめきが聞こえる森の中に佇む彼女の姿がある。木漏れ日のように差し込んだ月明かりがその顔を照らし、時折一筋の光を反射させる。ショコラが両肩を動かす度に、周囲の雑音と鳴咽の
声とをかき消すように、首飾りに付いた鈴が音をあげる。昔、今日と同じ日に貰ったバースデープレゼントの首飾り。これがある限り、あの日のことを思い出すのだ。

  今日は私の誕生日。
  ガオウと一緒に暮らしたあの日々も、今は遠い昔のような気がする。
  でも、忘れない。絶対、絶対に。
  待っていて、ガオウ・・・


 夜更けのこと、誰かに呼び止められるような気がして、ショコラは目を覚ました。
 半ば欠けていた月は既に水平線に沈み、僅かな星々の光だけで周囲が見渡せる状況だ。風が宵よりも強くなっている。森全体が彼女に語り掛けているような雰囲気がする。
 誰か人の気配を感じて周囲を見渡してみてるが、もちろん誰もいないようだ。再び眠りに就こうとした彼女を、背後から呼び止める声がする!

  ニャンマーよ、
  邪霊神ニャンマーよ、
  目覚めるのだ

 驚愕したショコラは飛び起きて、空中で一回転。今まで眠っていた場所が見渡せるように着地したが、大木の幹以外に見当たる物はない。キョロキョロと周囲を見渡す彼女の頭の中に、再び同じ声が反響する。

  ニャンマーよ、
  おまえはワタシの忠実なる下僕、
  ワタシとの契約から逃れることなど出来ないのだ

 ショコラは、その大きな双つの目の瞳を見開き、大声で叫ぶ。

  その声は、邪霊神バギ!
  なぜ、ここに・・・

  そんな事はどうでもよい
  私の計画を実行させる為、再びお前の力を借りるとしよう

 その場から駆け出し、何とか逃げようとするショコラだったが、地面から放たれた光が彼女を捉えると、激痛で地面にうずくまってしまう。周囲の雑音を切り裂く悲鳴を上げるショコラ。しかし、彼女を助けることが出来る者はここにはいない。

  頭が割れるように痛い
  た・助けて、ガオウ・・・

 光が消えた時、そこに残されたのは漆黒の闇のみであった。


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 その頃、平和なムーゲンでは・・・の辺りまで考えてるんですが、
 超・長文になるのでこの辺りで切り上げます。

 これを読んで、何だ、同じ事の繰り返しか、と思っていると思いますが、
 そんな事をして面白いワケがない。
 このまま続けるならば、色々と考えてみますね。
 シナリオ1以外にも展開がありますし。
 それよりも、誰か手を貸してぇ!

                        Rocoboo