#165 Article 1861 Posted at 1996/03/29 22:45:58 by 夏のこたつ (MAP2513) [NO.26]

Subject: Re:*37 世界の中心でアイを叫んだけもの /2787(#194) ........... /2693(#194) /2691(#194)

今回は予想通り賛否両論で、やっぱり非難の声が大きかったりするのだが(笑)
まぁそれでもこれはこれである意味幸せだったのかもしれないと思ってます。

私は去年#165(レイアース)で頭に来たクチですが、これは何故かと今になって
考えて見ると、作品自体が重要なものと考えて来た、そうアピールして来た事を
自己否定したことではないかと思えるようになりました。わけても、一見奇麗に
無難にまとめたが、その本質は陳腐なものであったことが気に入らなかったのです。

このエヴァも作品自体の自己否定的な側面が多分に含まれていると思います。
ガイナって凝ったことをやってるように見えるけど、実は最も偉大な部分は非常に
単純に、肉体的ともいえる明確さがあらわれるように思います。実際評価の高い回は
比較的高密度のエネルギーが集中して持続するように思えるのですが。

とはいうものの、今回、前記のレイアースなんかとは全然違い、「あ、これは間に
合わんな」「残りも少ない、ちっと無理かな」てな感じで、ある程度我々の精神的な
負担を軽くしてくれたじゃないですか(笑)少なくともこの作品、20話くらいまでの
いずれのエピソードに関しても、最終的にその価値を全面否定するような強さを持ち
得なかったのが、ここに至っては幸いであったのかな、と思っております。

見たかったものが見れなかったのと、見たくなかったものを見る羽目になった。
私にとってレイアースは両方だが、エヴァは前者だけで済んだ。本当に良かった。

極論を言えば、この作品は作家の「絶筆」のように解釈するのが正しいのかも。
いやー好意的すぎる見方なのは分かっているんですけどね。

	MAP2513		夏のこたつ