#164 Article 1108 Posted at 1995/02/06 00:42:46 by みやちゃん (MAP2821) [NO.03]
Subject: Re:*11 愛と苦悩の回転木馬 /1099 .... /1052 /1050
> こう告げるのである。「光一くん‥‥果林ちゃんはなんにも悪くないの。果林 > ちゃんには私が無理を言ってテニスを教えてもらってたの‥‥」 「え? それじゃ国分は・・・」慌てる光一君。そんな光一君を見て薫ちゃんは 優しく言う。「お願い光一君、果林ちゃんのところへ行って。私なら大丈夫 だから。」薫ちゃんの真っ直ぐ見つめる瞳に無言で返事をし、保健室を後にする。 保健室の向かいの校舎の屋上で果林ちゃんは夕陽を見つめる。ふと目を落とすと 保健室にいる筈の光一君の姿が見えない。その時、入り口の扉が勢いよく開く。 びっくりして振り返ると、そこには息を切らした光一君が。「ハアハア、国分・・・・・ 話は日高から聞いた。さっきはごめん。」「ううん、いいの。私も日高さんに 無理させちゃったし。」「よくないよ!国分はいっつもそうだ、何でも自分が しょい込んで。たまには素直になれよ。」「ありがとう光一君・・・」果林ちゃん の目からは大粒の涙が溢れ出る。「あれ? どうしたんだろう。私ったら・・・」 「国分・・・・・・・・・」そっと果林ちゃんを抱き寄せる。大好きな光一君に優しくさ れて安心したのか、果林ちゃんは光一君の胸でしばらく泣いた。 > やっぱりまともにやったらきっと日高さんの勝ちだな、うん。(笑) 日高さんの1歩引く性格のせいで、果林ちゃんの方が勝つと思うけど。 みやちゃん