#163 Article 37 Posted at 1994/08/12 01:25:22 by Mick'n (MAP1406) [TERM]

Subject: 単語の解説 (Re: 祝!接続) /13 ... /5 /3

順にフォローしていきます。まず、用語の点から。

##### インターネットとは

  「ネットワークのネットワーク」といったもので、世界中のあらゆる組織を相互に
繋いだものです。利用者は 2,000万人とも3,000万人ともいわれ、年毎にその規模は
倍々で大きくなっているともいわれます。学校や会社、研究所、役所、BBS などなど
いろんなものが繋がってます。

##### IIJ について

  インターネットというのは、いろんなネットワークの寄合所帯で成り立っています。
  学校や会社、さらにはBBS や個人は、インターネットへの接続を提供している、ど
こかしらのインターネット・プロバイダに自分のところのネットワークを繋げること
によってインターネットへの接続を確保します。IIJ は、日本にあるプロバイダの内
の一つです

  学校やらBBSといった組織をそれぞれ、いろんな家や小道で構成されている街に例
えるならば、IIJ のようなプロバイダのネットワークというのは、街同士を結ぶ高速
道路とか鉄道みたいなものです。それぞれの街から街への移動に高速道路などを使う
ことができるように、組織間をインターネットのプロバイダが持っているネットワー
ク (バックボーンなんて言い方をします)を使って (メールやらなんやらが) 行き来
することができます。

      街と街の間を結ぶ方法が必ずしも一つでなかったり、抜け道があったり
      するように、インターネットの場合も接続関係は様々です。

  高速道路や鉄道にいろんなのがあるように、インターネットのプロバイダにもいろ
んなのがあります。「いろんなの」というのは、利用目的、回線の太さ、利用料金と
いったものの違いを指します。

  インターネットというのは、こういったメインストリートのような役割をもったも
のがさらに相互に接続されていて、全体として巨大なネットワークを形成しているも
のです。そのため、別々のインターネットプロバイダに繋がっている組織の間でも、
データの行き来は可能です。

  さてさて、インターネットというのは軍事研究(ARPANET)やら学術目的(CSNET、
NSFNETなど)などのためのネットワーク(が相互に繋がったもの)を起源とします。そ
のため、このネットワークを商用目的などにつかったりすることは以前はできません
でした。
  それではもったいない、ということで、商用利用も可能な(利用目的を限定しない)
プロバイダがいくつか登場しはじめました。日本でも 1992 年あたりから登場しはじ
め、主なものとしては、

    + IIJインターネット (インターネット・イニシアティブ・ジャパン が運営)
    + Spinプロジェクト (日本イーエヌエスAT&Tが運営)
    + InfoWeb (富士通系)

といったものがあります。他に、学術目的のものとして、

    + WIDEプロジェクト
    + TISN (国際理学ネットワーク)
    + SINET (学術情報ネットワーク)

などなどがあります。これらのネットワークは、それぞれ相互にどこかしらで繋がっ
てます。

  IIJ は法人だけでなく、個人向けの接続の実績があるということで選択しました。
  (現時点で、INS64 の V.110非同期接続で、38400bpsが使えるし)

 -- つづく

  Mick'n (MAP1406)