#162 Article 560 Posted at 1995/01/09 04:55:57 by MATSUMOTO (MAP5160) []

Subject: 賀正 今年もよろしく

会議室の皆様、遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

昨年はメイプルやニフティを通じて沢山の方とお知り合いになれて私にとって
大変有意義、かつ、充実した年となりました。

新年早々、ちょっとマジなこと書きますが、いいすかね?

今まで私を含めて、漫画なぞを作り、それを生活の糧にしている者にとっては、
そのユーザーであるファンの方々との流通、交流は必ず大手出版社やテレビ、ビ
デオ制作会社などマス・メディアの用意した一方通行物でしか有りえませんでし
た。(晴海は唯一の例外ですが(^^:)
だからこそ、こうやって沢山の方々がオレンジロードを読んで、観て、くださる
訳でもあるのですが、21世紀にあと数年、作り手や受け手の在り方はもうそろ
そろ次のステップに移行する時期に来ているのかな、と最近つくづく感じ始めて
います。
つまり、今の作者と読者の間には、「あまりその漫画には直接関係のない資本主
義の原理で発生するおぢさん方」がけっこういらっしゃいます。
皆さんがオレンジ☆ロードの本やビデオ、CDなどを高いけど「え~い!買っちゃ
え!」と大枚はたいて購買される価格の半分以上はそのおぢさん達の懐に入って
ゆくのです。
そんな出版社、流通会社、などの大多数のおぢさん達はだいたいオレンジロード
のストーリーなどほとんど読んだことも観たことも無いのです。そのくせ作者や
読者を「なんにも知らないで絵だけ描いているガキと金を運んでくるガキども」
というぐらいでしか認識していません。残念ながらこれは事実です。
本当にそういうおぢさん方は必要なのか?
私は率直に言ってもう「要らないんじゃないか」と思っています。
ではどうするべきか?

今年のMATSUMOTOの第一テーマはこれなのです。

これからのコミックは表現技法、メディア、流通など全過程において進化すべき
である。


今年こそ読者の方々に対し、なんで数年間も沈黙していたのか?なんで描かなかっ
たのか?という疑問にMATSUMOTOがお答えする年にしたいな、と考えています。
(もちろん今年はオレンジロード新作や新連載作品も有ります~!)

さて、そんな中、最近のパソコン通信、インターネットなど非常に自由でフレキ
シブルなインフラの登場により、中間過程を必要としないメディアの登場は双方
向であること、と、パーソナルであること、中間のおぢさん達が少なくなったこ
と、など「作り手と受け手の新しい自然な在り方」の第一歩であると感じます。

新年の抱負と共にメイプルネットのさらなる発展を期待いたします。

   
               MAP5160   MATSUMOTO

PS  個別レスは暇をみて!何時か!必ずぅ~!気長にぃ~!マッテテ スイマセン