#160 Article 5 Posted at 1994/06/12 17:57:54 by しっぽ☆ (MAP2611) [GENERAL]
Subject: 『赤ずきんチャチャ』について
まず今週の感想からとも思ったのですが、最初って事で、
「赤ずきんチャチャ」って作品全体について。
私は前から書いているように、ってこのボードに書くのは初めてですが(^_^;)、
「チャチャ」には原作からはまりました。「ときめきトゥナイト」の連載が再開
したと聞き、生まれて初めて買った「りぼん」に載っていたのが、子供になる話
の2回目の「チャチャ」でした。
初めて見たのが普段の姿でなく、赤ちゃんになってた時の話だってのも今考えると
なんですが、ちっこい体をせいいっぱい動かすチャチャや、虚勢をはるがはりきれ
ないしいねちゃんや、酔って暴れるチャチャ、酒をむりやりバカ犬に飲ませるセラ
ヴィーの極悪非道さなどにすっかりはまってしまいました。
今になって考えると、姿こそ赤ん坊だったもののこの回には彼らのキャラクターが
漏らさず描かれていたのですね。それからは「チャチャ」を読むのが目的の半分ほ
どとなってりぼんを買い続けるようになりました(今は買ってませんが(^_^;))。
けれども、決して「セーラームーン」のようなメジャー臭さと言うか、派手さのな
いこの作品がアニメ化されるなんて、全く思っていませんでした。同じりぼんから
アニメ化されるならむしろ、「天使なんかじゃない」の方が「らしい」気がします
(「天ない」もアニメ化決定したそうですが)。
派手なアイテムやドラマと呼べるドラマがない、無国籍で超時代な「なんでもあり」
の世界。元気いっぱいでわがままいっぱいな「よい子」たち。そしてその子供たち
以上に個性的な大人たち。彼らの繰り広げる物語は、ぶっとんだものではあるけれ
ども、どこか私たち自身の生活にとても近いなじみ深いものでした。
「アニメ化される」と聞いた時、真っ先に心配したのはそういう世界が壊されるの
ではないかという事でしたが、チャチャ達の性格なら少々の「圧力」なら跳ね返せ
るだろうとまあ楽観視してました。いざ放送が始まってみると、案の定ディティー
ルの細かい妙なアイテムやら王女さまがどうのという御大層な設定やらが付け加え
られていて、果てはどう見ても「チャチャ」の世界には似つかわしくない幾つかの
キャラクターも付け加えられていました。しかし、チャチャたちは原作と同じく、
いや原作以上に元気いっぱいでわがままいっぱいで、ヒネた大人の心配など吹き飛
ばしてくれました。
なんといっても、あざといお色気や安易なパロディに走ることなく(たまにパロディ
もありますが(^_^;))、小気味よいセリフのテンポや細かい動き、思いも付かせぬ
話の展開で「見せて」くれる作品作りは、「ああ、これが子供番組の面白さなんだ
よな」と思わせてくれます。本当に、いい年して本来子供のものであるアニメを見
ているのは、こういう頭の中を真っ白にして楽しめる話が見たいからなんだなと思
います。
はずれな話もあるし、気に入らない所もあるけれども、私は「チャチャ」が好きで
す。これからも盛り上がってくれる事を心から望みます。
しっぽ☆