#16 Article 752 Posted at 1992/11/16 20:41:26 by ゆ~さく (MAP1754) [YAMATO]
Subject: 再放送中「宇宙戦艦ヤマト」in埼玉
埼玉テレビでやっている「ヤマト」、今日は『西暦2200年の発進』…オクトパス星団 のエピソードだったんだけど、………いや、いいねぇ。やっぱり。 最近の作品(アニメに限らずマンガでも映画でも)…が失ってしまった物がありますな。 * マゼランの冒険航海…あるかどうか判らない海峡、船乗りの勘だけを頼りに、大海から もう一つの、全く未知の大海へ出る。前人未踏の旅。く~~~~~~~ッ。 ホーンブロワーの心意気…未知の危険に力を合わせて起ち向かう若き船員達。ううう。 スタートレックのSFイズム…経験の無い物理法則が支配する驚異の空間(チョット苦笑)。 今観ると説得力もヘッタクレもあったもんじゃないけど(笑)、最新の惑星写真よりも、 先端の科学知識よりも魅力的な、(ここで声を大にして)めくるめく想像空間に観る者を 引き込み没入させていく製作者の度量!うぅ~~~~~~~ッ。 ↑上に挙げた魅力の数々は、『さらば』以降の「ヤマト」には皆無であります(挑戦的)。 ((挑戦的)なんて言ったって最近じゃこの作品そのものを観てる人がいないか(笑)。) 鉄砲の一つも撃つのでは無く、補給艦が通ると見逃してやり、主役達は欲求不満で殴り 合い、海峡突破の暁にはお祝いにおモチつきをするという(笑)、退屈なこのエピソード が期せずしてこの作品の本当の魅力を語ったのではないか。と申せましょう。 絶望的な困難と一筋の光明……異星人からもたらされた未知の動力…動作原理の理解し きれないエンジン……誰も行った事の無い、太陽系外の空間……驚異の空間現象…強大 な敵…手に汗握るタイムリミット…。 * 宇宙船に強力なキャラクターを与えるために考え出された「特殊なパーソナリティー」や その後の作品群における描写が、この作品に「戦前復古」や「散華思想」と切り離して 論じる事を許さない宿命を与えてしまったけれど、この作品の「本当の魅力」はそんな所 には無い…と、事ある毎に言いたい。 んで、こんな文章をアップしちまうワケ。 ゆ~さく。 P,S「ゴジラと ヤマトと ぼくらの民主主義」ッて本読んで想いが昂まっていたのもあって…。