#16 Article 1036 Posted at 1993/12/23 23:39:02 by ASA (MAP2105) [FORUM]
Subject: Re:*8 第2回テーマ談話室 /1034 .... /1026 /1025
新GRのエキスパートのオリジンは『伊賀の影丸』。コミック版GRを読んだ ときには、「看板に偽りあり、GRやなあて影丸やんか」と思ったモンです。見 事に水滸伝が影丸してますよね。面白くなかったら許さないところだ。ビデオの 4巻もあい変わらずそうだし、おーい、ジャイアント・ロボの活躍はいつ見られ るんだぁー。 これがバビルだともっとあっさりバビルが勝ってしまうんですよね。なんでも BF団の誰か偉い人がバビルらしいですが……。コミック版は先の展開を知って しまうのが惜しくって途中で読むの止めました。だからあまりバラさないで下さ い(^_^;)。 しかし横山マンガは不滅だなー。実際この手のジャンルなら、たいがいの人気 マンガ家の新作読むより、古本屋でバビルか影丸か101でも買ってきた方がよ っぽど面白い。 でもそのルーツがどこにあるかというとこれが、こ・れ・が、山田風太郎のミ ュータント的忍者小説に他ならなかったりして。この手の話題になるとどうして もこれが出ちまいます(^_^;)。 しかし実際、影丸の第一部「若葉城の巻」に登場する甲賀七人衆は山田風太郎 の『甲賀忍法帖』からいただいてるわけで(そのいただき方もうまいんですがね)、 そう考えると今の少年マンガで関接的に山田風太郎の影響を受けてないものはな いのではないかと、まあこれはひいきの引き倒しじみて来ますが、それだけ画期 的、マンガ的な忍法・忍者(という言葉も風太郎以後だとか)を創作した人なの です。 しかも山田風太郎がそれ以上に凄いのは、その忍法・忍者同士の対戦の組み合 わせ方の絶妙さにあります。だから、アイデアがいくら流用され、スタンダード 化し、また陳腐化してもオリジナルの面白みはいささかも損なわれてないのです ね。さらにこの忍法をもって十数の長編と百を超す短編を書き、二百以上の忍法 を案出しながら、およそ駄作というものがひとつもない。 そもそもの発想が、風太郎流の『妖異水滸伝(?)』を構想するにあたって、 「豪傑が108人登場するなら、彼らの武器や武術も108種なければつまらな い」と考えた、いっぺんに108は考えられなくて水滸伝はオジャンになったが 少し形を変えていちどきに20の忍法が登場する『甲賀』を書いた、ということ だとかで(結局108どころか忍法200種めより先は誰も数えてないという始 末に至る)。 おや、やっぱりちゃんともとにもどったな。 こりゃやはり水滸伝も読まにゃいけませんかね ASA