#159 Article 298 Posted at 1994/07/18 07:32:30 by MUK (MAP1480) [ROSSIA]

Subject: Re: ロシア・アニメーション・フェス /263

てなわけで、「今にみていろ!」を観てきました。
 基本プロットは空腹狼と兎の追いかけっこですが、兎が妙に
 プチブル的で しかもシナの作り方が お稚児さん風。
 狼の素行の悪さは人間的で、これを悪役に据えて楽しめるのは
 もしかして奥底に ロシア市民の自虐的な意識もあるのではないかと
 勘ぐったりもしちゃいます。
 もちろん作者に懲悪の教育的意図なんて全然なし(^^;

 でもって大概は例によって狼の自滅なんですが、年代が下るに
 つれて次第にエスカレートしているような気も。特に
 No.13の博物館の巻は 漫画太郎先生もびっくりの
 とてつもないロボットが出てきての狼いぢめでした。
 足がびろーんと伸びるわ、手も同じだわで。このNo.13が
 1984年制作ということでした。

 私としては狼にしろ兎にしろキャラのしたたかさが感じられず、
 ギャグもキレがないし どっちつかずの中途半端な印象でした。 
 どれも最後は 狼の「今にみてろよー」で終わる訳ですが、
 次につながるバイタリティではないんですね。捨てゼリフ
 にすらなってないような ちょっち意味不明な作りです。

 でも そこにまた変な味があるのよねー 
 ピャルンやラーマットに通じる狂おしさを ちらっと
 感じました。
                     とほほMUK