#158 Article 681 Posted at 1995/02/05 07:23:50 by 羽鳥ポッポ (MAP4556) [NO.56]
Subject: Re:*21 人類の未来をかけて /673 ....... /605 /603
要約 < > 前提 スネーカーの行動原理は「業績主義」 <1> 何故、有機知性体が「知性」の発達をひらく可能性を持つと断じえたのか? <2> 唯の答えの前に、有機知性体の可能性を認める根拠をつかんでいた <3> 有機知性体の「自我」の枠内にハマって思考していたのでは? つまり、 (1) あの問いでは「有機知性体の可能性」を判断する材料としては不足 (2) 選択の(幅の)ないあの問いは「有機知性体を生かすため」の問いであった (3) (2)は「業績主義」に反する という事ですね。 ほんとにあの問いは疑問。 始めにあのEDを見た時には「なんじゃこりゃ!」唯が人柱になって解決だって! おいおい、それでいいのかぁ? そのあと「異なる種が共通の目的のために協力する」という意見を読んで少し救われま した。 スネーカーの行動原理には矛盾はない一貫しているとは思うんだけど、 スネーカーのあの問いは「みんなを助けたい」そのためには自分を犠牲にしてでもと考 える唯にはあの解答しか残されていない。あれじゃ、人質をとって答えを強要している ようなもん。これを人柱に進んでなった可哀相な唯ちゃんと言わずして何と言おう。さ らにウイルスは唯の体内の中で成長して今までの唯ではいられなくなると太鼓判を押さ れてしまっているし。 スネーカーを絶対に間違わない全知全能のと考えるのがいけないのかも知れない。上位 の精神体と考えないで自分達のレベル(間違える事のある存在)に引き落として考えて みよう。そう考えるとあの問い自体が失敗(スネーカーのミス(*1))で、唯の気持ちを 考えないで無邪気に問いかけたと問いだと解釈できる。 だから、あの問いは答えを予想はしていなかったんじゃないかな? 単にどっちでも良かった。純粋に可能性を調べたかった。 NOといえば有機知性体を情報として「それ」の中にとりこむし、 YESの場合でも有機知性体の中にウイルスがある。 スネーカーは有機生命体の代表として質問をしている。でも唯はみんなの事を考えて唯 個人として答えている。ここにスネーカーと唯で擦れ違いがあるような気がする。 映像では有機生命体の代表を演出しているけどあれは唯個人の答えだよね。 最終的なスネーカー判断材料は、「自分本意(つまり自我(*3)のある存在)である有機 知性体の唯が自分と相容れないウイルスを受け入れると言った発言」だろうけど、 「自我のある存在」は他との協調を阻む。最終目的である宇宙との同化を果たせない。 「それは困る」 「自我のある存在」は自分を他者に投影する事で。他者と同化する事ができる。 「それならいい」 これも結局エゴ(*2)で自分の主張を曲げなかったわけだな。 スネーカーは時空間に記録された過去の宇宙の記憶から、宇宙と一体となった過去の「 それ」を目指している目的にしている。ん、何かに似ているな・・・人間たちに取り残 された猫たちが盲目的に人間の生活水準を取り戻そうとする猫だ!(^^) なんて健気で可愛い奴なんだ。つまり必至に親鳥の後を付いていく「ひよこ」ね。 とスネーカー側の解釈はこう納得したんだけど ストーリー、シナリオ(作品の外の世界)側から見ると、あの最後はやっぱり 「唯ちゃんが人柱になって終わり。ちゃんちゃん」かなぁ (;_;) (*1)ジーンダイバーの話がではなくて、スネーカーの唯の気持ちを考えない問い。 (*2)エゴ。「自我」と訳せるけどここでは「自己主張」と訳して。 (*3)「自我」=自分と他を区別する意識。 # ・有機知性体の「サル知恵」 # ・有機知性体の「自我」の枠内にハマって # ・そうした「方向」にこそ有機知性体を生かしておく有効性 # この言葉「」は全部同じ事「唯たちの考え」を示していると思うんだけど具体的に言 # うと何? # GDは意表を付く展開を楽しみに見ていたのに、あのスネーカーの正体はありふれて # いて全然意外性がなかった。スタートレックでもあるまいし・・・