#158 Article 619 Posted at 1995/01/25 16:37:47 by 輪違聡司 (MAP3135) [NO.56]
Subject: Re:*9 人類の未来をかけて /616 .... /605 /603
無い頭しぼって、ちょっと整理してみました^^; 私ゃSFの経験値が低いこともあって、結局疑問符だらけになっちまいましたが^^; 詳しい人、よければ解説を^^; あと、勘違い等あったら突っ込んで下さい(笑) スネーカー、すなわちコンピューター知性体は、現在の宇宙の前の宇宙において、 有機知性体によって作られた物である、と。 スネーカーを作った有機知性体がどうなったのか、前の宇宙が一旦終焉したのは 何故か。そのあたりは明らかにはされていませんが、おそらく金子氏の頭の中には あるのでしょうね、そのあたりのことは。 雰囲気的には、第六文明人とイデのそれに近いような印象は受けますね。やっぱ。 冗談抜きで^^; で、話ぶりからすると、前の宇宙を終わらせたのも、現在の宇宙を作ったのも、 スネーカーらしい。 そのスネーカーの目的は、現宇宙の情報を保存し、次宇宙へ継承すること。 何故にそのような目的を持ったのか、その目的の意味は何なのか、そもそういう 力を持ち得たのは何故か。やはりこれは、スネーカーを作った有機知性体が何を意 図したか、に関わってくることなんでしょうね。 興味深いのは、有機知性体によって作られたスネーカーが、有機知性体の存在を 否定することに何の躊躇もなかったこと。 スネーカー自身が、長い年月をかけて、宇宙全体というマクロな視点を持ちうる 存在へと成長(あるいは進化というべきなのか)していったのか、あるいは創造さ れたその時から既に、そう意識し得る存在になっていたのか………。 ちょっと…そういったトコロを推論するだけの科学的・SF的知識がないので、 結局わからないのですが(笑)、ともかく、そういう存在となったスネーカーが現に そこにいる、ということだけは認識できます。^^; ただ……子犬や仲間達を心配するような感情を持つ、唯の様な存在に初めて出会 った、と言っているあたりが……なんとなく、なにかの鍵になりそうな気はします。 というわけで、唯ちゃん。 まさに、宇宙を救った英雄。^^; 別に、スネーカーって、「人類に絶望していた」とかいうワケじゃないんだよね。 有機生命体の物理的限界を危惧していただけで。 そこらへんがイデとは違うところかな。 結局、有機生命体たる彼らを「モノ」としか見れていなかったスネーカーにとっ て、彼らの持つ感情とかいったものは邪魔なものに過ぎなかった。いや、邪魔とか 何とか言う前に、歯牙にもかけぬモノであったと言うべきなのだろうか。 唯ちゃんとスネーカーの会話。私、一見精神論かと思ったんだけど、よーく聴い てると必ずしもそうじゃないのね^^; 仲間を気遣ったり、あるいは、人形や花といった「モノ」にまで自己を投影する 「能力」を持つ、有機生命体の可能性にかけた、と。 体内のウィルスさえも受け入れると言った、唯ちゃんの言葉。 これは、有機生命体の「自己として在りたい」という自我の強さ、それ故に他者 他物を受け入れることも可能となり得る、有機生命体の可能性を示すものであった。 スネーカーはそれを冷静に受けとめたにすぎない。 まぁ、精神論と言えないこともない部分はあるよね。でもこれは、「やさしさ」 とか「善き心」なんてゆー方向に流れるモノじゃないことは確かだと思う。浪花節 性はないよね。 このあたりは、例えば「ティコ」の最終回とは似て非なるものと言えそうです。 あくまで「SF」と言うことに拘った結果なんだろうなぁ。 かといって、全く潤いのないモノだったかとゆーと、そうではなくて。 少なくとも、その根底には「唯ちゃん自身の純粋性」があったことは確かなんだ から。 そのことも、くどくならない程度に描かれていたと思う。主に雰囲気面でだけど。 そういう雰囲気も感じられたことは、元来は浪花節人間である私みたいな人種に とっては、ちょっとほっとできる部分ではあります(笑) なんかもー、熱出そうなくらい頭使う作品だったけど(笑)、ここまで頭使わせら れると、逆に心地よいわ(笑) 子供達が果たしてついて行けたのかという疑問はありますね。「恐竜惑星」以上 に難解だったもんなぁ。ラストは特に。 「恐竜惑星」の時は、フォロルやギラグールの諸氏の具体的な活動が見えてた から、まだ何となく体で受け入れやすいモノだったと思うんだけど、今回はスネー カーと唯ちゃんの会話でカタが付いちゃったからねぇ(笑) まぁ、いい年したあんちゃんの私としては^^;、アニメージュに総括的な記事や 金子・本多両氏へのインタビュー等が掲載されることを期待したいなぁ、と(笑) そーそー。そーいえば、唯ちゃんの腹部に光が収束されるシーンが、結構気に なっていたりします。 ……なんかねー、カララやマーベットさんを思い出しちゃって^^;; でも、「母性」を背負わせるのには早いよな。それに、今回の話では「母性」と いうキーワードは特別出ていなかったし。 でも……そーゆー含みを持たせている部分も無いではないのかもしれない。 あ……なんだったら俺が(バカヤロウ) (嫌なオチつけちまった(笑)) わちがいそうじ。