#150 Article 669 Posted at 1994/07/26 06:56:59 by かかりまいな (MAP4750) []

Subject: 怒んないでね

勇太くんの世界名作劇場(笑)

 「シンデレラ」


 その日もシンデレラ(勇太くん)は王子様(デッカード)の事を考えていました。
 街で(秘密工場で)初めて会った時から一時も頭から離れないのです。
 その王子様のお妃様(ボス)を選ぶ舞踏会(動作試験)が今夜あるのです。
 でも、意地悪で(くるみ)欲張りな(あずき)二人の姉にこき使われている
 シンデレラには、舞踏会に行くなんて夢のまた夢。
 今日も遊び歩いている両親(笑)の代わりにお家でおしごとです。

 「今頃、王子様は舞踏会の真っ最中。僕も、僕も行きたいなぁ」
 「でも、これやっとかないと・・・(;_;)」

 「シンデレラ、そんなに王子様に合いたいの」

 「えっ?」

 庭の方から声がします。

 「そんなに王子様に合いたいの」

 「うんっ。あのね、舞踏会の後で王子様が遠い所に行ってしまうの
 (警視庁に配属)」
 「そうしたらね、もう会えなくなってしまうの。だから、だから・・・」

 あらあら、シンデレラは泣き出してしまいました。

 「シンデレラ、もう泣かなくてもいいのよ」
 「私が舞踏会に連れて行ってあげるから」


 庭の榛の木が揺れます。
 木の上にはシンデレラに可愛がられている小鳥さん(うるにゃん)が居ました。

 「さ、シンデレラ。後の事は私に任せて舞踏会に行ってきなさい」

 「でもぉ・・・」

 「大丈夫ですよ。早く」

 「うんっ。じゃあ行ってくるねっ」

 小鳥さんから素敵なドレス(笑)を貰い、
 シンデレラは舞踏会に行ける様になりました。
 しかし、今はもう夜。舞踏会ももうすぐ終わってしまいます。
 そうなれば王子様とはずっとお別れです。

 「もう、お妃様決まっちゃったのかなぁ」

 シンデレラは心配で心配でたまりません。
 でも、王子様も街で会ったシンデレラの事が忘れられず、
 大臣達(藤堂達)が急かせるのに、ずっと待っていたのです。シンデレラを。

 しかし時間は無常です。
 シンデレラが舞踏会場に着いた時、お妃様選びは既に終わっていたのです。

 舞踏会場に急ぐシンデレラ。
 入口を見つめる王子。

 「おうじさまぁー(デッカードー)」

 「シンデレラ(勇太っ)」

 ああ、遂に出会った二人・・・。
 しかし、時既に遅く、王様(冴島)は宣言したのです。

 「王子の妃は・・・(メモリーリセット)」

 茫然と立ち尽すシンデレラ。
 力無くうなだれる王子。
 シンデレラは間に合わなかったのです。

 ・・・静寂・・・。

 その時、突然、大音響が静寂を引き裂きます。
 そこには前から王子を狙っていた悪の錬金術師(ガウス)が立っていました。

 「うははは、王子は貰って行くぞ」

 今の王子は放心状態。無力です。
 錬金術師は安々と王子を連れ去ろうとしています。
 近衛兵(警察ロボ)が駆け付けます。
 しかし、錬金術師は自ら創った機械仕掛けの怪物を連れていたのです。
 これには近衛兵も敵いません。

 「おうじさまぁー」

 シンデレラの悲痛な叫びが木霊します。

 「ええい、小五月蝿い」

 怪物から放たれた怪光線がシンデレラを掠めます。
 すぐ近くで爆発が起こり、ふっ飛ばされるシンデレラ。

 「おうじさまぁー」

 それでもシンデレラは叫び続けます。

 「その小五月蝿い奴から始末してしまえっ」

 錬金術師が命じます。怪物がじりじりと近寄ります。
 そして、その無骨な手がシンデレラを掴もうとした時。

 「おうじさまぁぁぁぁぁ(デッカァァァドォォォ)」

 シンデレラの叫びが遂に届いたのでしょうか。我に帰る王子。

 無意識の内に錬金術師の腕を払いのけ、駆け出します。

 「シンデレラァァァァァ(勇太ぁぁぁぁぁ)」

 近くに居た近衛兵からひったくる様に剣を受け取り、怪物に切り掛かって行きます。
 しかし、剣は怪物に傷一つ付けられません。恐るべし錬金術師。

 「おうじさま、胸の珠を」

 「わかった」

 王子は怪物の胸にある魔力の珠を狙い、渾身の力で突きます。
 いくら無敵の怪物とはいえ、命の源である珠を壊されたのではたまりません。
 幾筋かの亀裂が走り、脆くも崩れ去って行きます。

 「ううぬっ、お、覚えておれっ」

 もう、錬金術師は逃げ腰です。そう捨て台詞を吐くと逃げだしました。
 後を追う近衛兵。

 「おうじさま」

 「シンデレラ」

 見つめ合う二人。
 傍らの王様は何か考えている様子です。

 「皆の者、余はシンデレラを王子の妃に迎えたいと思うがどうだ
 (勇太くんをデッカートのボスとして少年警察官に任命したい)」

 王子は驚きました。
 シンデレラも驚いています。
 二人の想いは叶えられたのです。

 そして、午前零時の鐘が鳴る少し前、
 二人は幸せそうに王子の寝室(デッカールーム)に消えてゆきました。
 そう、魔法が解ける前に。

 ・・・こうして二人は幸せに暮らしました。

 死が二人をわかつその日まで(笑)


	(なお、これはフィクションであり本編とは一切関係ありません。笑)

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 ああっ、もうなにかいてんだか・・・(^^;;

 ありがちすぎて絶句してしまいますぅ。内容もメチャチャだし(^^;;;

 Jデカ見てたら最後の所のフレーズ(「死が・・・」)が浮かんで来て、
 勢いで作ってしまいました。
 あと、デッカードに絵を渡そうとする(特に真っ赤になる所の)勇太くんを見て、
 「お兄ちゃん、はい。プレゼントだよ☆」とかいうのも浮かんで来たけど、
 これは無制限にアブなくなりそうなので、後で一人で楽しもうと・・・フフフ(殴)

 ごめんなさいっ。反省してます。許してください。うぅっっっっ m(_ _)m

							かかりまいな 拝


PS 勇太くんはやっぱり「ヒロイン」だなぁ(笑)