#143 Article 5113 Posted at 1997/02/17 04:51:30 by ☆まちばり☆ (MAP641) [SAMMY.20]

Subject: Re: Re: Re: ともだち~見つめ合う瞳、繋がれた手 /5112 /5111 /5108

3話溜めてたんでまとめて見ました。なんか久々に泣ける話でした。

 最初の頃から砂沙美と美紗緒の関係を、砂沙美→美紗緒という一貫した構図で
 描いていたのでそろそろかな、と思ってましたが、

>二人の力をあわせて悪い魔法を退治する・・・・ずいぶん乱暴なことをするもんですね

 乱暴っちゃ乱暴です。これについては私も感じました。わざわざ2週間もかけた
 割には結局は魔法?ってところは納得いかないものがあります。ミサの言葉が
 示していたように、ともだちっていうのは上下関係はないもの。だから、二人が
 一緒になって悪い魔法を退治する、っていうのはそりゃまあ確かにそうなんだけど
 これやっちゃうとちょっと安っぽくなっちゃいますね。これがなくても、美紗緒の
 言動と砂沙美の言動で同じことは示せたんじゃないかと思います。まあこれに
 ついては来週以降に期待。

 ただ、やっぱ泣けたのはミサと砂沙美のやり取り。美紗緒の気持ちを分かって
 あげられない砂沙美と、美紗緒の心からの叫び。強烈でした。
 「そうやってまた助けるの?」‥‥うわー、きっつ~、って感じですね。
 普通の作品でこれ言われてもどうってことないんですけど、美紗緒の負の心を
 増大させたミサがこれを砂沙美にぶつける、ってのはやっぱ強烈です。
 このセリフのためのここまでのお膳立ては長かったですけど、このセリフのために
 周到に準備してきてたんだというのが今までを見返してみて分かります。ミサの
 描き方はそういうことだったのか、と。

>なんでバラの花を選んでしまったんだろう?

 ラストの美紗緒のセリフ「バラは人を不幸にしちゃいけないんだ、だって
 バラはパパの大好きな花だもの‥‥‥」を逆に解釈すれば分かります。ずーっと
 海外勤務で離ればなれのパパ。楽譜の「パパにあいたい」、っていうのを負の
 方向に考えれば、バラの花を選んでしまうのも無理もない。第19話で、ミサは
 バラの化物を出したあと、サミーへの復讐でも攻撃でもなく、とにかくめちゃ
 くちゃにしちゃいたい、って言ってましたよね? 美紗緒の負の心がこれ。
 だから、パパがずーっといない、っていうことを負の方向に捉えれば、パパに
 関するすべてのものをめちゃくちゃにしてしまいたい、となるのでしょう。
 普段はおどおどしているからそういう性格が表面化しないだけで、一歩間違えると
 ストーカーでもやってしまいそうな側面を美紗緒は持ってます。結構こわいです。

#でもそこがかわいいんだよね~~~っ。(笑) けなげでかわいいぞっ。

 それはともかくとして。今回の話のラスト。見方によっては、「美紗緒は変われた
 けれども砂沙美はなーんもかわっとらんやんけ(笑)」とも取れます。
 確かに砂沙美はミサの言葉に反応して、殻にとじこもる美紗緒に話しかけたけど、
 「美紗緒ちゃんがこのままずっとピクシーミサのまんまでも美紗緒ちゃんのことが
 大好きだよ」って‥‥そんなの別に今までとなんも変わってないじゃんっていう。
 今までの砂沙美だってそう言うに違いないと思うんです。ラストの悪い魔法を
 やっつける、という描写のところで、美紗緒をかばって自分だけでプリティ
 コケティッシュボンバーをしなかった、という点で砂沙美が変わったことを描き
 出したかったのだろうとは思うのですが、果たして砂沙美にとっての「ともだち」
 とは何なのか? それについてはほとんど触れられず(というより突っ込む余地は
 あったにもかかわらず突っ込まずに)終わってしまっています。それもあってか、
 ラストの銀次の「砂沙美が大人びたような」っていうセリフが「あ゛あ゛あ゛っ、
 安っぽすぎるぅぅぅぅぅ」って感じで大却下です。そういうのはセリフじゃなくて
 行動で見せるもんなのっっ。

#この辺、オリジナル天地無用の砂沙美ののーてんきな性格の設定を引きずっている
#せいかマイナス事項ですね。砂沙美に全然成長が見られないです。

>バトンを投げつけたのは,大事なともだちを苦しめたのが許せなかったからでしょうか。
>自分が悪いと思いこむ原因が少し強引な気もします。

 ともだちを苦しめたという自分に対しての嫌悪感からバトンを投げたのでは
 ないでしょう。ともだちが苦しんでいる→そんなことになったのも魔法のせい、
 という責任のなすりつけみたいなもんですね。「魎ちゃんはついてこないで」と
 魎皇鬼をはねつけるあたりからも読み取れるかと。
 はっきり言って砂沙美は「自分が悪い」とはたいして思ってないでしょう(^_^;)。
 実際、砂沙美は美紗緒に会っても謝りませんでした。美紗緒が謝ったのと対照的。
 むしろ「ともだちを救いたい」という意識の方が強く、美紗緒のマイナス思考と
 対照的だと思います。ところが、砂沙美には美紗緒を苦しめているのが自分だと
 いうことが全然分かってない。だから、ミサが「そうやってまた助けるの?」と
 いうセリフを砂沙美にぶつけるわけですよね。

>今回の話って基本的に大人は蚊帳の外なんですよね(美紗緒のパパ除く)。

 今回の話に限って言えば、ラストに二人の様子をそっと見守る両親たちの様子
 だけで十分なんじゃないでしょうか。美紗緒と砂沙美の二人の「ともだち」の
 関係はあくまで二人の気持ち次第、っていうのをきっちり描きつつ、子供たちの
 成長を見守る大人たちの構図、をきちんと描けていたと思います。子供たちの
 問題は子供たちが解決する、どうしようもなくなった場合はちょっと手助け。
 そういう暖かい関係をうま~く描けていると思います、この作品。

>ところでヒロトの好きな娘って 砂沙美ちゃんだとばかり思ってたんですが
>美紗緒ちゃんなのかなぁ。

 先日1話から見返した時に気付きましたが、前半の頃は結構露骨に描写してます。
 逆に、砂沙美が完全にフリー状態ですね。

 で、最後に。結局のところルミアはそんだけー?(^_^;)
 いやちょっとルミア君がかわいそうだなぁ、と。
 美紗緒のパパについてとか楽譜については来週以降の伏線ですね。
                      MAP641 まちばりあかね☆
ps.
 久々に長文アーティクルを書いてしまった‥‥‥やっぱ美紗緒ちゃんだしね(^_^;)。
ps2.
 もうすぐ終わり、っていってもまだ6話もあります。楽しみ。
ps3.
 サターン版のサミーはTV版がベースだっ! これはちょ~期待もんですっ。
ps4.
 来週は「魔法があってよかった」のをちゃんと描けるか? 結構不安ですねぇ。
 その手のネタは魔法少女では出尽くされているだけに。この作品、最近風呂敷を
 広げまくってるだけに収集つかなくなったらとんでもない駄作になり兼ねない
 ような気が。ううむ。