#141 Article 2104 Posted at 1998/04/25 14:00:54 by 哀別句巣 (MAP5362) [OKINU]
Subject: Re: Re: Re: 今、そこにいるおキヌちゃん!!(長文) /2102 /2101 /2100
》気合いが入ったものが返ってくるとは思いませんでした。うれしい誤算v(^^) どうも(^^;ゞ タハハ 気合いというか思い入れだけで突っ走ってしまって、書き上げた後に、アップす るかどうかしばらく迷いました。 》発言から、おキヌちゃんは自らチャンスを手放したと扱われている可能性があるの 》ではないだろーか(^^;) やはり、あの発言は今に至る存在感埋没の伏線だったのでしょうか…(-_-;) 》まっがおキヌちゃんと同じ土俵に上がるため(もしくは降りてくるため)のスイッ 》チ?なんて偏った見方もしようと思えばできたりして(^^;) む~。そうだといいですね(^^; 長編になると影が薄くなるおキヌちゃん。なぜ、この問題が起きてしまうのでし ょうか? 分かりやすいところでは、そもそも戦闘に向かない性格であり、おキヌちゃんが “戦闘”とその“キャラクター”に妥協点を見いだすことが難しいということです ね。で、どれも決定打(おキヌちゃんらしい能力orアイテム)にはならなかったと。 おキヌちゃん個人のみに関して言えばそこまでなのですが、キャラクター相関か ら考察してみると、実はこの問題にはもう一つ根の深い大きな理由が隠されている ことに気がつきます。 長編になると、おキヌちゃんが埋没してしまう最大の理由。それは、おキヌちゃ んがこの作品の“良心”であるからなのです。 》 連載当初のボケとツッコミのギャグに欠かせなかったおキヌちゃんの「キヌボケ」 》と二人のドツキ漫才に対してまあまあと入る「フォロー」。 はい、基本の構図ですね。 おキヌちゃんが『極楽』における“良心”として作用している最も分かりやすい 例は、「わが青春の宝船!!」編の(26巻)ラストでの「…こんなまんがですけど──」 というセリフですね(^^; そもそも美神さんと横島は、金銭欲と性欲の体現者(亡者)であり、欲望による暴 走をその身上としていました(^^; そこへ、一服の清涼剤ともいえるおキヌちゃん を迎え、最高のトライアングルが形成されたのです。 (おキヌちゃんは幽霊だから、その文字通りの“亡者”です(^^; ) 欲のかたまりのような二人に対して、おとなしくて控えめなおキヌちゃんの性質 が逆に個性として光る…そして、この三人でトリオとして絶妙のバランスというわ けです。(…って、ここへの最初の参加に、同じ事を書き込んだよーな(^^; ) 長編になれば、その戦闘は善vs悪、神族(&人間界)vs魔族という色合いが濃くな っていきます。美神さんと横島は、勧善懲悪のストーリーに巻き込まれることにな り、自動的にある種の“正義”を身に纏うことになります。 “正義”という大義名分を背負いながら闘う二人は、そこで“良心”を必要としな くなってしまうのです。 (その意味でも、おキヌちゃん自身の存在が、横島と美神さんの闘う理由となりえ た「スリーピング──」編は、やはり秀逸でした) この問題は、おキヌちゃんが自身に相応しいアイテムや能力を手に入れて戦闘シ ーンで見せ場を作れれば解決するものではなく、『極楽』という作品が、その構造と して抱えた問題なのです。 逆に言えば、横島と美神さんが本来の利己的性質を発揮すれば──二人が自身の キャラクターに立ち返れば、おキヌちゃんの出番となるわけです。 これは簡単なようでもあり、難しいようでもあります(^^; 哀別句巣/MAP5362