#131 Article 597 Posted at 1993/09/09 16:18:33 by がるがり (MAP2934) [NO.47]
Subject: Re:*6 #47 「嵐の夜の漂流者」 /595 ... /591 /590
銃を撃ちながら子供達を追い立てていた、さらには銃口を向けた、ターナー氏が お咎め無しに終った辺り、『ジェニ』の香り高い、味わい深い話だと言えましょう。 今回の重要ポイントは、すれ違い(笑)。 ターナーは元からサリーの事を愛していたようです。サリーも、モチロン両親を愛 していましたが、孤独でした。欲しいものを買い与えて「ひとりよがり」に満足して いたターナー。無論、一番欲しがっていた買えないものは与えられません。そこには、 子供であった時間を忘れ去り子供への理解に欠ける大人の姿があります。サリーは 小さな子供で経験も浅く理解を期待するのは難しい。 今回の人騒がせな事件は、このようなサリーと両親の間でのすれ違い、いわば愛情 表現の認識の違いによるものでした。 事態は、ターナーの孤児院容認発言の一言で、サリーは孤児院の子供達と正式に お友達になり、孤独ではなくなりました。こういうのを「鶴の一声」と言うのでしょ うか(笑)。エレガントとは呼べませんが、鮮やかなお手なみです。 そして、ターナーの心変わりが叫ぶジェニお嬢の姿を見たことによるもので、おそ らくサリーへの態度の変化はないと予想される点。かならずしもサリーは両親から愛 されている必要はなく、お友達がいれば良かった点。実に見事ですね。 『ジェニ』とその視聴者の間でもすれ違いが生じている気のせいだろうか。 By.がるがり(MAP2934)