#13 Article 9490 Posted at 1995/01/27 09:02:29 by smile keeper (MAP2592) [E.QUAKE]
Subject: Re:*10 兵庫県南部地震1995.1.17 5:46 /9489 .... /9386 /9384
先週末、20、21と泊まりで神戸へボランティアに行ってきました。 被害の状況は、TVで見た通りといったところでしょうか、 それにしても、鉄筋が何本も入ったあの電柱がオノで殴ったように 折れているのには、驚きました。 また、道を塞いでいるのは、建物の瓦礫だけでなく、自動販売機が倒れて 歩道を塞いでいるのが目に付きました。 一日目は、西宮市役所で働いたのですが、そこでの仕事は、主に、 救援物資の積み下ろしでした。 さすがに水は重かった。 それにしても驚いたのが、行政の対応です。 これだけの広域的災害なのに、その対応には、各自治体(市レベル)で 行われているんですね! そして、その市役所の職員は、その市のことしか考えてない。 救援物資にしても、消防、救急、その他もろものの救援活動が、それぞれの 市レベルでの対応なんですね!! あきれました。 また、届く救援物資がなかなか市役所から動かない。 市役所が集積基地になるのですが、届いた物資は最低でも半日以上はそのまんま のようでした。 やめて欲しい救援物資。 キ○ンビールが、大ビンに水を詰めたビール瓶が山積み(^_^;; 重い、こんなの運べねー!!(^^; 女の子だって結構いましたし。 また、きちんとボランティアを指導する指揮機能に問題があります。 働いているよりも、持ち場に着くまでにウロウロしていたほうが 多かったような気がする。 普段、全く別の仕事をしている市の職員に「やれ」といっても無理なのかも しれませんが(^_^; また、日中は、ボランティアの数はほとんど飽和状態というくらい増えるのですが 夕方になると、帰っちゃうんですね!(^^; 夜になると、1/5くらい、(約20人)に減ってしまいました。 夜間は、それほど物資の到着が多くないのですが、いつ届くか分からないという ことで、市役所の5Fで待機。 そして、寝ようカナ?と思うと連絡が入り、やれ1Fに降りてドタドタ。 終わったら、5Fへ戻る。(この階段の登り下りの方が大変) というこの繰り返しでした。 そしてさらに、市役所は食料は豊富でした。(^_^;; こういうことをいうと被災者の方々には、申し訳ないのですが いわゆる救援物資の「おこぼれ」がありまして、自分で用意していった おにぎりや保存食類は、ほとんど手をつけず。 痛みやすい食料を処分するということなのでしょうが、疑問を感じながら 食べていました。(残すわけにもいかないし...) そして、西宮市役所の状況にあきれて、翌日は徒歩で三宮に向かうことを決意。 (どうせ、昼間の人手は足りているという判断) また、市役所にいたのでは、効率的に働けないばかりか、この災害の状況を把握できな い と思い、独自に動くことにしました。 翌日の朝、ザックに食料を詰め込んで、西へ向かいました。 国道に2号線には、同じような人々が列となって西へ向かっています。 自転車やバイクがとても多かった。 (これが、平成の買い出し風景か!?) 地図を片手に、さらに西へ。 どうせなら、湾岸沿いを歩いていこうと思い、海を見ながら進みました。 当日は、よく晴れていて、遠目にみるポートアイランドはキレイでした。 印象的だったのが、倒壊した建物を横目に、木々たちのいきいきとした姿に その生命力を感じました。(倒れてる木なんてないしね) そして、東灘、灘、を通って、王子公園を経て三宮へ 各地で、避難所へ行かずに家の前で火を焚いてキャンプする人たち。 ああ、戦後の日本の復興の原点をみているかのようでした。 (少し死臭も漂う、死体の焼けた匂いだと思う) 途中の避難所、たしか灘区の小学校)に立ち寄り、もっていたものを すべて置いていく。 ここでは、小学校の先生が先頭に立って、避難所を統率しておりました。 校長、教頭せんせいやその他の先生方が役割分担をきちんとこなされていて こういうときの学校という組織の偉大さを知った。 小学校にいた子どもたちは、元気でした。 三宮に到着。 フラワーロードを塞いでいたビルはもうなくなっていた。 ここでは、すでに道路の復旧作業が行われていました。 建物の調査をしているゼネコンの人間を数多く見かける。 神戸市役所では、そこに物資が集中するということはないようでした。 途中、自衛隊のヘリが何機も王子公園へ降りていましたから。 この時点で、約20kmを歩いてかなり足が疲れていたので帰ることを決意。 (このままではボランティアではなくなってしまう) 三宮で見かけたもう一つのもの。 なぜか、アベック...。 手ぶらで、カメラをもった女子高生?風の若い女性 (おまけに、倒壊したビルをバックにピースサイン...) あきらかに報道ではない、セミプロのカメラマン。 みんな働いているのに、しかも電車も混んでるのに。 最後に、 この広域的災害に対して、市レベルで対応に当たるのは効率的とはいえません。 この場合は、自衛隊に指揮権を移したほうがいいのでは?と思ってしまった。 ちょっと過激ですが、今回の災害は戒厳令を布くべき事態だったと思います。 いまの政府にそれが出来るとは思えませんが...。 また、都市直下型という地震のせいか、とてもひと事とは思えませんでした。 京都が無事なのがウソなくらいです。 第一に大切なのは、情報ですね! マスコミは、各社の情報をまとめてくれればどんなに役だったことか..。 MAP2592 smile keeper #思っていたほど役に立たなかったと思う。(-_-;)