#13 Article 9371 Posted at 1995/01/07 03:34:04 by MSP-Iris (MAP4370) [KARUTA]

Subject: Re: Re: Re: いろは歌留多って /19177(#130) /19161(#130) /19128(#130)

では、以呂波歌留多(いろはかるた)の全対照表です。

         江戸                   大阪                    京都

い      犬も歩けば棒にあたる    一を聞いて十を知る      一寸先は闇
ろ      論より証拠              六十の三つ子            論語読みの論語知らず
は      花より団子              花より団子              針の穴から天井をのぞく
に      憎まれっ子世にはばかる  憎まれっ子神直し        二階から目薬
ほ      骨折り損のくたびれ儲け  惚れたが因果            仏の顔も三度
へ      屁をひって尻つぼめ      下手の長談義            下手の長談義
と      年寄りの冷水            遠い一家より近い隣      豆腐に鎹(カスガイ)

ち      塵もつもれば山となる    地獄の沙汰も金次第      地獄の沙汰も金次第
り      律義者の子沢山          綸言(リンゲン)汗のごとし   綸言(リンゲン)汗のごとし
ぬ      盗人の昼寝              盗人の昼寝              糠に釘
る      瑠璃も玻璃も            類をもって集まる        類をもって集まる
                照らせば光る
を      老いては子にしたがへ    鬼の女房に鬼神          鬼も十八

わ      割鍋にとぢ蓋            若い時は二度ない        笑ふ門には福きたる
か      かったいの瘡(カサ)怨み    かげ裏の豆もはじけ時    蛙のつらに水
よ      葭(ヨシ)のずゐから        よこ槌で庭を掃く        夜目遠目傘のうち
                天井のぞく
た      旅は道づれ夜            大食上戸の餅食ひ        立板に水
                (世)は情け
れ      良薬は口に苦し          連木で腹を切る          連木で腹を切る
そ      惣領の甚六(順禄)      袖ふりあふも他生の縁    袖ふりあふも他生の縁

つ      月夜に釜をぬく          爪に火をともす          月夜に釜を抜く
ね      念には念を入れ          寝耳に水                猫に小判
な      泣面に蜂                習はぬ経は読めぬ        なす時の閻魔顔
ら      楽あれば苦あり          楽して楽知らず          来年のことをいへば
                                                                    鬼が笑ふ
む      無理が通れば            無芸大食                馬の耳に風
                道理ひっ込む

う      嘘から出た誠            牛を馬にする            氏より育ち
ゐ      芋の煮えたの            炒豆(イリマメ)に花が咲く    鰯の頭も信心から
                御存知ないか
の      咽元(ノドモト)過れば       野良の節句働き          鑿といへば小槌
                熱さ忘るる
お      鬼に鉄棒(カナボウ)         陰陽師(オンヨウジ)          負ふた子に教へられて
                                        身上知らず              浅瀬を渡る
く      臭い物には蓋をする      果報(クワホウ)は寝て待て    臭い物には蝿がたかる
や      安物買ひの銭失ひ        闇に鉄砲                暗夜に鉄砲
ま      負けるは勝ち            待てば甘露の日和あり    播かぬ種は生えぬ

け      芸は身を助ける          下戸の建てた蔵はない    下駄に焼味噌
ふ      文はやりたし            武士は喰はねど高楊枝    武士は喰はねど高楊枝
                書く手は持たぬ
こ      子は三界の首っかせ      志は松の葉              これに懲りよ道斎坊
え      えてに帆を上げ          閻魔の色事              縁の下の力持ち
て      亭主の好きな赤烏帽子    天道人を殺さず          寺から里へ

あ      頭かくして尻かくさず    阿呆につける薬がない    足の下から鳥が立つ
さ      三遍まわって煙草にしょ  さはらぬ神に祟なし      竿のさきに鈴
き      聞いて極楽見て地獄      義理とふんどし          義理とふんどし
                                                                かかねばならぬ
ゆ      油断大敵                油断大敵                幽霊の浜風
め      目の上のたん瘤          目の上の瘤              目くらの垣のぞき
み      身から出た錆            身うちが古み            身は身で通る裸ん坊
し      知らぬが仏              尻食への観音            しはん坊の柿の種

ゑ      縁は異なもの味なもの    縁の下の力持ち          縁と月日
ひ      貧乏ひまなし            貧相の重ね食ひ          瓢箪から駒
も      門前の小僧              桃栗三年柿八年          餅屋は餅屋
                習はぬ経を読む
せ      背に腹はかへられぬ      背戸の馬も相口          聖は道によりて賢し
す      粋は身を食ふ            墨に染まれば黒くなる    雀百まで踊忘れず

京      京の夢大阪の夢          (京なし)              京に田舎あり

 もちろん旧仮名づかいです。

                 MAP4370  MSP-Iris