#13 Article 9188 Posted at 1994/12/05 22:51:38 by MOS (MAP3497) [CONSTIT.]
Subject: Re:*11 読売の「改憲試案」について /9156 .... /9093 /9082
私の時期外れのレスにちゃんとリアクションしていただき 恐縮であります。そういうことで私もできるだけ早くレス を返します。 といっても、#13は「軍事」のボードではなので、あんまりいろんな事 へのレスは控えたいと思います。たとえばナポレオン戦争以降を3つ にも区分けなさっておられる西形さんが、なぜナポレオン戦争以前を 1つにまとめてしまうような乱暴な事をなさるのか、という疑問だの その他についても反論だのないではありませんが、たとえばアフガン 戦争についてはあれだけではピンときていただけなかったようですし、 そうすると、多分膨大なアーティクルになる事は目に見えてますので。 それに >確かに現在の国際情勢に依っている部分は >私の論の中には大きいかも知れない。 と西形さんがおっしゃっている以上、私の主張するところは ある程度わかっていただけた、ということなのでしょうし。 西形さんの主張されることにも関連するかもしれませんが、今後 アメリカが介入する戦争は、すべて短期の内に終わる、というのは 確かだと思います。でもそれは戦争が変わったのではなく、アメリカが 変わったのがその理由。 70年代に決定された軍事ドクトリンによって、アメリカの対外 介入政策は大きく変化しました。軍事ドクトリンなんて言うと なんですが、要するにすぐ終わるものにしか介入しない、ということ。 なるべくアメリカ人の血を流させず、しかも国内が騒ぎださないうちに すぐに矛をおさめてしまう。その後のアメリカを見ていると、決して この路線をはみ出していません。あのえらそうなことを言っていた レーカンも例外ではない。つまり、ハイテク戦争が戦争を短期のうちに 終わらせるのではなく、もうアメリカは“はいてくせんそう”とマスコミが 浮かれて騒ぐような戦争にしか介入しないのだ。 湾岸戦争というのはこの路線から一歩も出ていない。 在庫一掃セールとばかり、20年も前の爆弾まで持ち出し、 日本あたりから90億ドル巻き上げて、倉庫代は助かるは 金は入るは、もう笑いが止まらない。そいつが新しい戦争 だというのなら、確かに新しいのかもしれないが、うーん。 ベトナム戦争に関しては、ある興味深いエピソードがあります。 アイゼンハワー大統領の時代、大統領にベトナム介入の試算を まかされたペンタゴンのスタッフは、介入するなら50万の兵力が 必要。ただしこの兵力を維持するのは困難。そう報告書にまとめた。 アメリカは負ける、元軍人の大統領はこの報告書の意味をきちんと 把握したが、その後の「若さと行動」のケネディ、『ノーモアベトナム』 で、アメリカは勝てたはずだった、と主張しているニクソンは・・・・ ・・・多分そういうことなんでしょうね。戦争の最盛期、ベトナムには 54万(だったと思う、私の記憶では)の米兵がいたが、補給などの 問題がすぐに顕在化し、すぐに減らしている。“予言”は当たった わけです。 これでアメリカはかなり懲りたんでしょうね。あの70年代の ドクトリンもわからんではありません。 あ、それから最後に一つ >徴兵制が優秀な人材を集められるとは必ずしも思わないのですが…。徴兵され 論より証拠。70年代後半に作られたルポルタージュをご覧下さい。 ・・・と言っておいてNHKが放送した、ということ以外、何も 覚えてない。困ったもんだ、この無責任モンが・・ジブンデイッテドウスル ということで、徴兵制がどうの、のほうはここまで by MOS (MAP3497)