#13 Article 8701 Posted at 1994/08/31 06:29:52 by 自主管理 (MAP3788) [SENKYO]
Subject: Re:*13 新選挙区に思う /8696 ..... /13633(#130) /13488(#130)
>なるほどー。
>ここまで噛み砕いてもらうと他人の意見というのも面白く読めますね。
ち さん、どうもありがとうございます。
>んー、でも本音と建前が同じような候補者には絶対投票したくない、
>ひねくれ者のわたくしといたしましては、候補者個人が見えにくい
>比例代表制は、ちょっと困りものなのです(^^;
ひねくれものか、はともかく(笑)。
まぁ「非拘束名簿式」とか「移譲式」とか、個人色を比例代表制に加える
方法は、いくつかあります。
その中で最も簡単な「非拘束名簿式」の場合は要するに、
1.「個人」に投票して、それを所属政党別に集計する。
2.政党ごとに当選者の数を決める。
3.各党の中では、多くの票を集めた順に当選者を決める。
……ってなとこです。ただし別の政党の間では、票の少ない人が結果として
当選してしまうかも知れません。諸外国で比例代表制を採用している場合は
大抵はこれですが、その場合「個人」よりも「政党」の選択が重視されると
いうことで、みんな納得しているようです。
でも選挙は個人ポスターべたべたになるかも(あ、この場合これでいいのか)。
私としてはしかし、これだと「政党」(=意見)を選ぶという、比例代表制の
特徴が減殺されるので、ある程度「拘束名簿」の色も残した方がいいだろう、
と考えています(この組み合わせ方は面倒な技術論なので省略)。
あと官僚機構対策ですか……。本当は「政党公費助成」がそのために使われ
れば問題がないのですが。でも現実は企業献金を制限する見返りだからなぁ。
きっと選挙区(しかも小選挙区だ)対策に使われてしまうでありましょう。
ただ有権者に対するリーダーシップと、官僚に対するリーダーシップは別物
では? という点はあります。
また官僚へもリーダーシップを取れるような「強い政権」なら、ついこの前
まで新生党に対して、またその前は自民党に対してそうだったように、どん
な官僚も時の政権与党に尻尾を振ってしまうかも知れません。
官僚に対する政党の優位、すなわち議会の優位を確立するためには、やはり
専門家かつ政策立案者たる政党職員を公費で雇うぐらいのことは必要なのか
も知れません。でもそうすると「政党法」が絡んでくるしなぁ…。あるいは
国会のスタッフを大幅に増員するかな?
ちなみに英国では野党にだけ公費助成があるそうです(さすがは「陛下の反対
党」の伝統がある国だけのことは)。でも「野党」の定義が実は法律にすると
難しいとか(閣外協力はどう扱う? 等)、難点もあります。
もしかすると、大臣と政務次官だけじゃなく、もっとたくさんの与党議員を
省庁に送り込む必要があるのかも知れませんねぇ。そして官僚のクビは政権
交代ごとに大量にすげかえる…こりゃぁアメリカだ。小沢一郎も同じことを
いってたぞ(新生党は反官僚主義なんだそーな)。
優秀な日本の官僚はどーする、という反発はこの際、考えない(笑)。
私の意見には「人を増やす」というのが多いので、行革に明らかに逆行して
いるのですが(笑)、まぁ「民主主義のコスト」なるものを真に支払うのなら、
やはり人にお金をかけることを、怠ってはならないと思うのです。
そうするとある意味、国会議員も大幅に増やす必要があるのかも知れません
ねぇ。増やせば増やすほど、政府と官僚機構を追求する野党議員の数も増え
るわけだし(この場合は与党議員も増えるが、しかし官僚は増えない)。
西形 公一
(自主管理 MAP3788)
*あ、私は政党公費助成については反対じゃないです(これまでも近いもの
として「立法事務費」がありましたし)。ただその巨額さと、予想される
使われ方については相当な疑問と疑念がありますが…。
*黒いASTINA さんもありがとうございます(今読んだもので)。
官僚については、上にUPした中にもずいぶん書いてしまいましたんで。