#13 Article 2958 Posted at 1990/04/11 22:16:43 by BOSS (MAP386) [FESTIVAL]

Subject: ISAM様に注ぐ、ぢゃなくて、捧ぐ

サンライズまんが祭り

			 ヒミコvs 味皇

 舞台は味皇ビル。

「なあなあなあ、オッサンもなんか飯作らないのか」
「おおオチビちゃん、それじゃオチビちゃんの好きなものを作ってあ
げよう。何がいいかな。」
「アチシはハナラッキョウが好きなのだ。」
「コラ、味皇様に向かってなんてものを…」
「いやいや、よいではないか垂目。まったくこの様な小さな子供のた
めに村田食堂の頃を思いだしてやってみるかのお。ホッホッホ。よし、
それでは早速ラツキョウ40kgと米を120kgほど用意しろ。」
「そんなに沢山いったい何にお使いになるんですか!」
「うむ、ここは一つラッキョウどんに挑戦しようと思ってな。おお、
卵も忘れるでないぞ。それとも垂目、わしの作るラッキョウどんに気
に入らないことでもあるのか」
「わかりましたよ、では手配いたします。しばらくお待ち下さい!」
「ほほほ、よかったなオチビちゃん、もうすぐうまいラッキョウどん
を作ってあげるからな…。ん、姿が見あたらないのお。ま、戻ってい
る頃にはできがろうて。」

「味皇様大変です」
「何事だ、騒々しいぞ丸井」
「それどころではありませんぞ、イタリア料理部のチーズが何者かに
荒されてすべてないのですぞ。これではピザも何も作れません。」
「ううむ、それは困ったな。」
「味皇様!」
「おお垂目、準備整ったか」
「それどころではありません。このままでは味皇ビルは崩壊します。
訴えのあった段階で日本料理部ではご飯が5合、中華料理部ではチマ
キが2束、ドイツ料理部ではソーセージが半分…」
「うろたえるでない、大した量ではないではないか。」
「いえ、それしか残っていないのです」

「味皇様、下仲です。よろしいでしょうか。」
「フランス料理部までやられたのか」
「いいえ、フランス料理部の冷蔵室の中にこのようなものが凍ってい
たのであったのでもしやと、思いまして。」
「ああ、さっきの子じゃないか。」
「味皇様のお知合いでしたか。」
「いや、下仲ご苦労」
「この子が犯人だったとは」
「しかし、ものすごい食欲ですね。なんでも飽きずに食べるんですか
ら。」
「そうか、飽きずにか…。この娘、きっと本当に満足いく料理など食
べたことなどないのだろう、なんとも不敏よな。」
「まさか味皇様…。」
「うむ、わしはこの子のために全霊をかけてでもラッキョウどんを作っ
てやらねばならぬようじゃ。また、そうすることが料理人の真の道と
言えるのではないかと思えてきた。どうじゃ、丸井」
「なるほど、やりましょう。不祥この丸井めもお手伝いさせて頂きま
す。」
「よし、いくぞこの味皇の名にかけて、ラッキョウどんづくり開始じゃ。」

						Nighitninjinkenighiss

女の子の台詞が一つしかないのにタイトルはこれです