#13 Article 170 Posted at 1989/11/05 03:55:15 by 味皇 (MAP000) [AJIO]
Subject: 味皇の人生相談コーナー
陽一「ねえ、味皇の爺さん。ここで人生相談やってくれるってのほんと?」 味皇「ああ、本当ぢゃとも。君がその第一号のお客ぢゃよ。」 陽一「でも、何で突然そんな事始める気になったの?」 味皇「それはな、心に悩みごとがあると美味しい物でも美味しく食べられぬであろう。 悩める人々の悩みを取り除き、料理を快適に楽しめるように導く事も 儂の大切な使命であると考えたからぢゃ。」 陽一「へー。」 味皇「ふむ、それで君の悩みとは何かな、陽一君。」 陽一「実はミツコの事なんだ。」 味皇「なにっ!!それはいかんっ!!君達はまだ中学せ、いやいやっ高校生ではないか! 早すぎるっ!!大体儂らの若い頃は...」 陽一「もしもーし、なに一人で興奮してんの?」 味皇「んっ、えっ、あっ、いや、違うのか?、いやいや、んっ、ははは、 何でもない何でもない。いやー、あー、してミツコちゃんがどうかしたのかな?」 陽一「それがね、ミツコの奴、最近お菓子作りにこっちゃっててね。ビスケットやケーキ を焼いては俺の所に持って来るんだよ。」 味皇「んー、それは何と言うか、羨ましくも恐ろしい話しぢゃのう。」 陽一「見てよ、このゲッソリとやつれた顔。ミツコの奴、食べないと滅茶苦茶怒るし かといって毎日あんなもん食ってたらこっちの命にかかわっちゃうよ。」 味皇「何を言うか!せっかくミツコちゃんが心を込めて作ってくれたお菓子ではないか。 如何に奇手烈な味であろうと、その心と共に美味しく戴くべきでは無いのかね?」 陽一「じゃあ、味皇の爺さんも半分食べてくれる?」 味皇「んっ、あっ、えっ、いやいや、儂は最近医者に甘い物を止められておるのでな。」 陽一「えへへ、だーいじょうぶだよ!ミツコのお菓子は...苦いから。」 味皇「んーっ!!いやいやいや!とにかくっ!そーいうことぢゃっ!わかったかね!?」 陽一「はぁーい。」 味皇「わかればよろしい!!」 陽一「それから、悩みはもう一つあるんだ。」 味皇「ふーむ。なにかね?」 陽一「これを考え出すと夜も眠れなくなるんだけど。」 味皇「ふむふむ。」 陽一「怪傑 味頭巾の正体って一体誰なんだろう。」 味皇「ほう?それは儂にも分からんのう。ぢゃが一つ言えるのは味頭巾殿は、 料理のために命を賭けて闘う清く正しい通の中の通であると言う事ぢゃ。 それに意外と我々の身近にいる人かも知れんぞ?」 陽一「ふーん。じゃ、どもありがと。さよーなら。」 味皇「ああ、気をつけてお帰り。」 続く