#13 Article 11095 Posted at 1996/11/13 00:21:00 by MSP-Iris (MAP4370) [DISEASE]

Subject: Re: Re: NHKスペシャル スーパー病原菌の脅威 /11091 /11089

> それにウソかホントか、MRSAってたしか抗生物質の大量投与で対抗できると

 大量っていうのはちょっと違うかも。
 普通のMRSAなら効く薬がいくつかあるものなので、それを使って、という
ことですね。ABKとかMINOとかよく効きます。VCMも効くらしいですが
あたしは使ったことがないのでよくわかりません。IPM/CSは開発当初はよ
く効いたらしいですが、今は全然駄目ですね。施設によっても違うでしょうが。

 耐性菌を出さないためには「効く薬を」「十分量」「必要な期間だけ」という
のが原則ですが、実はなかなか難しい。
 どの薬が効くか(薬剤感受性)を調べるのには時間がかなりかかるので、その
結果を待っていたら患者が死んでしまう。だから効きそうな(効果範囲の広い)
ものを投与せざるをえない。
 十分量、というのは、副作用を恐がっていじいじと少量を使っていては駄目だ
ということですね。少量で長期投与になってしまえばそっちのほうが副作用も恐
いのだし。
 必要な期間というのも、早く手を引きすぎれば再増悪するだろうし、難しいと
ころです。なにしろ目に見えませんからね。

 あ、ちなみに、あたし、多分MRSA保菌者です(笑)。いや、まじで。

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