#13 Article 11068 Posted at 1996/11/07 00:41:08 by YOU (MAP3836) [AIRCRAFT]

Subject: 名古屋飛行機紀行 その2

その2

   前回までのあらすじ

	四億円もする物を「いかがですか?」などと、さらりと言ってのける
	恐るべき会社、M重工。
	どんなに高性能のヘリコプターも、ビンボー人には縁がないのね。
	さようならMH-2000。こんにちわビンボー(;_;)。

	仕方無くその場を離れたYOUは、バナナムーンを探しに…違うって。


	『M重工N誘導推進システム製作所』

	ロケットやジェットのエンジン、制御用の油圧機器の他、いわゆる
   「誘導ミサイル」とゆうやつを作っている所だそうです。

	ここでは所長さんは留守で、副所長さんが応対して下さいました。
	着いた時には、既に辺りは真っ暗。退勤時間も過ぎていたでしょうに、
	本当にお世話様でした。

	H-Ⅱのエンジンを見せてもらえました。
	それにYS-11の補助動力装置もここで整備されていました。
	最新の機械と昔の機械とが、同じ建物の中で、同じ様に
	丁寧に整備されている様子は、何か不思議な感じがしました…。

	次にミサイル工場に移動。さすがに防衛秘密とゆう事で中は見せてもらえず、
	担当の方から模型を使っての説明があっただけでした。
	でも今まで見聞きした事から想像するに、一本一本、熟練した職工さんの
	手作りで作られてるんじゃないのかなぁ(^^;)。


	ここでこの日の見学は終了。ホテルへ。
	翌日は9時に出発してもう一つの会社、K重工の見学です。



	『K重工岐阜工場』

	こちらの会社は先とは違い、自動化をやたら強調していました。
	でもリベットは人間が打ってたけれど(^^;)。

	ここでは「ブルーインパルス」で有名なT-4練習機が作られています。

	小さいと思っていたT-4ですが、真近で実際に見ると意外におっきいです。
	でもやっぱり内側は“メカ”とゆうより“棚”って感じでした(^^;)。
	それに主脚のディスクブレーキは“カワサキ”って感じでしたし(^^;)。

	あと、こちらの工場は軍用・民用問わず、固定翼よりも回転翼の方が
	充実していました。日本の市場にはヘリの方がいいのかなぁ。

	このあとこの会社の顧問の方を交えての懇談会。
	この人は土井武夫さんといって、大戦時、「飛燕」や
	その他色々な戦闘機やYS-11などを設計された方なのだそうです。

	でもYOUにとっては、ただの耳の遠いおじいちゃん(^^;)。
	あ、でもお話はとてもしっかりしていて、YS-11の製作秘話や
	航空技術に対する哲学など、興味深いお話を聞かせて頂きました。



	『かかみがはら航空宇宙博物館』

	自衛隊の飛行場に隣接していて、飛行機を生きたまま(分解したりせずに)
	搬入できるんだそうです。館の外には自衛隊の救難艇や哨戒機、
	YS-11、ヘリコプターなど、全て実機がそのまま展示されています。
	この区画は公園として開放されていて、入場は自由です。(館内は有料です)

	こんな公園、近くに欲しいです(^^)。
	近所にD-51機関車のある公園ならあるんですが…。

	館内にも古いジェット戦闘機やFA-200、STOL実験機「飛鳥」、
	グライダーや鳥人間型の人力飛行機等が展示されています。
	特に「飛鳥」はこの館の目玉らしく、宝物のように扱われていました。

	館内は非常に広く、展示物の内容も充実していて楽しかったです。
	飛行好きの人は、是非一度立ち寄られることをお薦めします。



 	以上の場所を一泊二日で回ってきました。余裕があるつもりでいたのに、
	当日は結構強行軍でした。残念だったのは、殆ど全ての場所で
	撮影厳禁だったことですね。操縦席での記念写真くらい撮りたかったです。

	あ、今は新幹線の中で秋葉原への交通案内してるんですね。
	おかげで迷わずに寄り道出来ました(^^;)

								YOU(MAP3836)