#13 Article 10886 Posted at 1996/06/23 01:17:32 by 鈴丸 (MAP5408) [DTP]
Subject: Re:*11 美しいDTP印刷を目差せ (Re: 印刷業者のアミカケ) /10882 ...... /5197(#210) /4802(#210)
> 鈴丸さん、こんばんわ。ぶしつけな質問に丁寧にお答えいただきありがとうご
>ざいました(^_^)。非常に参考となります。だいぶ印刷の流れがつかめてきたよ
>うに思えます。
うう、お役に立てて光栄です。しかし、私も間違うことがあるので、「変
だな?」と思ったところは言って下さい>印刷関係の方々。
> 入稿はIllustratorファイルでおこなうことにしました。使用できるフォント
>の指定もあったので、これからフォントも買いに行かねば…。(何でこんなにフォ
>ントって高いんだろ)
製版屋さんもそれで泣きます。1回しか使わないフォントなんてざらだそ
うです。こればっかりは、製版に合わせなければならないので、製版屋も
客には文句言われ、買えば買ったで使わな~いばっかり、と色々問題があ
ります。(「コピーして使って下さい」とかはダメですよ!! あ、直接
製版に入れるんじゃないですね)
> えーと、それじゃOPIコメント付で割り付けたプレビューのグラフィックはこ
>の工程の3のところで高解像度のEPSイメージに差し替えられる、と理解してよ
>ろしいのでしょうか?(その前に、PhotoshopのDCSオプションを利用してEPSファ
>イルを保存した時点で、レイアウト用の低解像度マスターファイルと高解像度の
>CMYK・4種のEPSファイルの間にOPIコメントがつけられると理解してていいのか
>な)
ここまで専門的に言われると、ソフトを使っている製版側に聞かないと判
りません。お役に立たなくて申し訳ない。
後述しますがデータの変換は網点化処理の時に行われます。
> カンプ作成用に、やっぱポストスクリプト・カラープリンターが欲しいなぁ…。
確認に出力プリントを付けるのは本当に重要です。でも別にクイックドロー
でも良いんじゃないですか? 色気は出力を参考にしたりはしませんから。
校正のためにはどうしてもポストスクリプト・プリンターでの出力でなけ
ればと、よく言います。それはやはり、フォントの差が一番にあげられま
す。印刷製版に於いては写植は写研、モリサワの写植を使い、その互換と
言うことでモリサワフォントを使うのが通常となっています。まあ、True
Typeでも出来ないことはないですが、DTPはやはり、基本はイラストレー
ター、フォトショップ、クォークXプレスを三種の神器としてポストスク
リプトフォントを使われた方がよいでしょう。
何故こだわるかというと、それは出力機の都合によるのです。この場合の
出力機とはポストスクリプトプリンターと、イメージセッターを指します。
イメージセッタとはフィルムや、印画紙に網点を出力する高解像度出力機
です。当然紙にではないのでレーザー露光式です。ここが問題となる所な
のですが、この、イメージセッターは文字から画像まで全てのデータを網
点用の露光データに変換するRIP(Rester Image Processor)という装置
が付いているのです。RIPはポストスクリプト言語を変換するので変換
するので、ポストスクリプトフォントでなければ都合が悪いのです。です
から、もしTrueTypeフォントしかなかったら、アウトライン処理して画像
として張り付け、文字としては処理しません。訂正が面倒になります。KI
TAさんの場合ですとイラストレーターでの入稿と言うことなので全て画像
データと言うことになりますので問題はありません。
> 入稿形式はIllustratorファイルをMOで送ります。特色は使用せず4色です。
>また使用紙は表紙がアートポスト180k・本文がアート110k、上で述べたように総
>ページ24、B5・平トジです。部数は…ここで言っちゃっていいのかな…メール
>させていただきます(^_^;)。
うーん、同人誌って贅沢なんですね。アートやアートポストを使えば、か
なりの精度で再現が可能でしょう。商売でやろうと思ったら、もっと安い
紙を使うでしょう。マットコート系を使うとか色々出来ると思うのですが。
ちょこっと高めに見積もっても、訂正無しで単価270円ぐらいになりま
した。でも、これは対会社単価(定期物を貰える等、安定した収入が見込
まれる場合の長期的利益を見込んだ見積もり)なので、一個人である、た
ぶん単発、定期物としてもインターバルが長い、等の不利な条件てんこ盛
りの同人誌には、もっとふっかけられているかも知れません。安いのだと
したら、僕には知らない何かがあるのでしょう。詳しい内訳はメールにて。
真実は何処にある? 鈴丸。