#13 Article 10539 Posted at 1995/10/20 05:21:24 by MUK (MAP1480) [OKINAWA]

Subject: Re:*7 沖縄県女子小学生暴行事件 /10528 ... /10472 /10471

先頃、沖縄の小中高生向けに書かれた 沖縄の歴史のダイジェスト
 みたいな本を読みました。コンパクトにまとまっていて、
 知っていると思いこんでいた目から、うろこやら何やらが噴出でした。

 薩摩による屈辱的服従に続く、長く悲惨な人頭税の歴史。
 沖縄戦での無神経な軍の行為による 莫大な尊い犠牲。
 強大な国家権力の大儀名分のもと、占領軍による横暴な
 土地の強制収用。
 おごれる者のエゴによる、弱者への搾取と一方的利用の歴史です。
 そして、それは現在もなお。

 どうして沖縄がこんな目に会わなければならないのか。
 全くやりきれない気持ちになってしまいます。
 それでも沖縄の人たちは日本国民として日本に愛着を抱いて
 くれているのです。

 日本の米軍基地の3/4が沖縄にあります。沖縄県土の1割以上が
 基地です。そして基地の目的は沖縄ではありません。

 宝珠山さん、東京から離れて ずっと沖縄の基地のすぐ脇で
 暮らしてごらんなさい。
 それで 法律で解決云々のセリフがもう一度言えるかどうか。

 別に宝珠山さんに限りません。
 巨大本土資本のホテルのプライベートビーチで きゃぴきゃぴと
 「沖縄」を満喫している のーてんきなOLの方々も ある意味で
 沖縄を踏みにじっているのでしょうね。

 でも、いずれにしろ私のような本土の人間は、結局のところ
 本当の沖縄を知り得ないのかもしれません。書生論ですね。
 何とも寂しいことですが、それがまた 沖縄の宿命なのかも。


 最後に 1976年、辺戸岬(与論島に面する岬)に建てられた、
 祖国復帰闘争碑に刻まれた文の一部を引用します。

    一九七二年五月十五日 沖縄の祖国復帰は実現した
    しかし県民の平和の願いは叶えられず
    日米国家権力の恣意のまま 軍事強化に逆用された
       しかるがゆえに この碑は
       喜びを表明するためにあるものでもなく
       まして勝利を記念するためにあるのでもない
    闘いをふり返り 大衆が信じあい
    自らの力を確かめ合い決意を新たにし合うためにこそあり
       人類が 永遠に生存し
       生きとし 生けるものが 自然の摂理の下に
       生きながらえ得るために警鐘を鳴らさんとしてある


                      とほほMUK