#13 Article 10024 Posted at 1995/04/30 05:09:10 by MSP-Iris (MAP4370) [PUZZLE]

Subject: Re:*4 頭の体操 /23362(#130) ... /23297(#130) /22896(#130)

う~ん、それは納得いかないな。いや、解答の方じゃなくて、解説の方ですが。

 「短い」とは「長さ」に関して用いられる言葉です。では、「長さ」とは一体
なんでしょうか。それは「ある基準(ものさしとか)」を利用した「人間による
観測(測定)結果」であるはずです。

 これは「絶対客観を認めるか」という問題になるのですが、あたしはこれを認
めません。「客観」とは「大多数の主観の総意」であると思っています。
 すなわちこの世の現象は、それを観測する者がいて、その者の主観として捉え
られ、それで初めて意味を持つのです。
 つまりですね、「測らなければ(誰かが見なければ)、長さというものは存在
しない(少なくとも意味がない)」ということです。


 例えば物理学で、

・位置を正確に求めようとすると運動量の誤差が増す
・運動量を正確に求めようとすると位置の誤差が増す

 という事実がありますね。その物体の「真の位置」「真の運動量」というのは
おそらく存在するのでしょうが、それが計測できなければ、それは永久に謎のま
まです。つまり、測定という「主観」に捉えられることにより「真の位置/運動
量」という「客観」が意味を持つのです。
 この場合、「真の位置/運動量」という「客観」は、「誰が測定しても同じ測
定結果として求められる位置/運動量のこと」という意味で「主観の総意として
の客観」になるわけですね。


 あるいは、人間の目はその網膜に倒立像を結びます。ものの本では

・脳が倒立像を再倒立して認識し、上を上として見る

 と書いてあります。でも、もしかしたら、

・脳は倒立像をそのまま認識しており、上だと思っているのは実は下である
 (つまり、この世は我々が思っているのとは逆にできている!)

 のかもしれません。そして、それを確認する方法はないのです。


 そういう観点でいくと、遠近法を利用した解答、錯覚を利用した解答、地面に
突き刺す(つまり観測者の視野から追い出す)解答、それぞれには深い意味合い
があり、解答として十分成り立つものだと思いますが、そのあたり、いかがでし
ょうか?>かくたさん

#サロンに振っておきます。

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